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死ぬ程洒落にならない話を集めてみない?

  1. 名前: オカルト2ちゃんねる 2014/12/29(月) 08:15:03
    1: 名無しさん:2014/03/21(金)01:57:37 ID:


    貴方が聞いた・体験した怖い話や、2ちゃんの色んなスレから拾ってきた死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみませんか?
    ・ジャンルや、事実の有無は問いません。
    ・創作も歓迎です(創作と宣言すると興ざめてしまう方もいますのでご注意ください)
    ・要は最高に怖ければいいんです。
    初めてきた方は必ず以下テンプレを読んでから投稿しましょう

    【重要ルール】
    ・他の人が書き終えるまで投稿は待ちましょう。
    ・長文を投稿する時はメモ帳等で全部書き終えてから一気に投稿しましょう。
    ・煽り・荒らしは徹底放置・完全無視が基本姿勢。反応するあなたも煽り・荒らしです。過剰な自治も荒らしです。
    ・コピペの際には転載元を提示。2ch以外からのサイトからは許可を取ること。
    ・文での感想はOK。点数形式での採点はNG。ただし叩き、煽りと感想は違います。日頃気をつける程度に、言葉には気を遣いましょう。
    ・感想は1レスにまとめて読み手同士の会話は極力避けましょう。
    ・作者様、評論家様、作者(笑)、評論家(笑)、作者()、評論家()などのワードは荒れるだけなのでやめましょう。
    ・次スレは950レスを超えてから立ててください。
    4: 名無しさん:2014/03/25(火)01:57:20 ID:

    じゃあ、俺が昔オカ板に投稿した話をしよう。
    5: やっぱVipから転載:2014/03/25(火)02:06:53 ID:

    全国的にも有名?な心霊スポットです。 私達が中学生の時(20年前)に体験した話です。
    当時、夜遊びが定番となっていた私達は、いつものように家を抜け出し集まっていました。
    男ばかり集まって何もする事もなく、話の話題は地元では有名過ぎる心霊スポット、平和の滝の事に。
    強がりが体を借りて歩いてるような当時の私達は7人で平和の滝へと向かう事になりました。
    仲間の一人が 「肝試しとか奇数人数で行くとマズいらしいよ」 みんな 「なにそれマジ?」
    「だいじょぶだって」 「ちょ、俺真ん中歩くの嫌だ…」 そんな怪談にまつわる話をしながら約3キロの道のりを滝に歩いてるいると、一人が周囲の異変に気付きました。
    「おい、電灯おかしくない?」 私達が電灯の横を通過するタイミングを見計らったかのように電気が消えて行くのです。
    慌てて後ろを振り返り、他の電灯を見てみると、私達の通り過ぎた後から綺麗に電気が復旧していきます。
    みんなで何度も確認しながら 「また消えた」 「うわ」 「向こう点いた」 「ヤベーよ」
    そんな半ベソの状態の中でも私達は滝に向かって歩き続けました。 住宅街を抜け、道路のアスファルトも、手入れの行き届かない砂利混じりの地面になってきます。
    程なく進むと一番右端を歩いていた友達が急に左側に移動してきました。「なしたん?」 「あれ見て…」
    彼が指差す方には放置車両があり、仲間の3人が悲鳴染みた声をあげ、歩く速度をあげました。 私自身は見えなかったのですが、その3人は車の屋根に立ち尽くす女の人を見たそうです。
    顔面蒼白の3人を半ば無理矢理引き連れて滝へと向かいました。滝まで後1キロ位に差し掛かった時でした。
    今度は私にもハッキリ見えました。 空き地に放置されたプレハブ小屋(スーパーハウス)の中から真っ白い女の人がこちらを睨んでいました。
    乱れた髪の奥から目をこちらに向けて… 何故そこで滝に行くのをやめなかったのか不思議ですが、私達は滝を目指しました。
    長い坂道を上り、滝への一本道を進むと、水しぶきの弾ける音が近付いてきます。
    滝の横には駐車場があり、公衆便所、何かよくわからない慰霊碑があり、中途半端な街灯が余計に雰囲気をそれらしくしています。
    暫く駐車場で他愛もない話をしてました。 公衆便所へと向かった一人が何かを見つけて皆を呼びます。
    行ってみると便所の中は煤(スス)だらけ、散乱するエロ本のページ。 一人がエロ本の一枚に何の気なしにライターで火を点けました。
    途端に紙はマジックの炎のように勢いよく燃えてなくなりました。私達は一斉にトイレから脱出し、今おこった現象が理解出来ずに顔を見合わせましたが、すぐに気をそらして駐車場に戻りました。
    若気のいたり。としか言い様がありませんが、私達は懲りずに滝壺に降りる事にしました。滝壺までは申し訳ないほどの手摺と階段があり、私達は数珠つなぎで降りる事に。
    階段を降りるに従い、駐車場の街灯の光も届かない、真っ黒い闇が私達を包んでいきます。言葉数も少なく下へ降りた私達は完全に見てしまいました。
    対岸にたたずむ髪の長い女の人を… 顔は思い出せません。 と言うより顔があったのか…? 青白く、辺りからそこだけ別世界だった気がします…
    (書きながら鳥肌全開ですあせあせ(飛び散る汗)) 私達は狂ったラジカセみたいに大声をあげ階段を駆け上がり、全力で坂道を下り逃げました。
    あまりに必至だったので、プレハブ小屋の事も放置車両の事も忘れて住宅街まで戻りました。その夜は皆あんまり喋らずに帰って行きました。
    この話は後日談があります。 まず、公衆便所の黒い煤。 あれは数週間前に男性が焼身自殺した跡だった事。そして、ほうぼうに別れて帰った仲間の一人が帰り道にまた別の幽霊を見てる事。
    前後は分かりませんが、あの当時。 滝へ向う(私達が通った)道で白骨体が発見されてる事。
    この話ホントなんです。
    6: 名無しさん:2014/03/28(金)09:36:28 ID:

    どうしてそんな怖い思いしてんのに滝には行ったんだろうな。
    俺なら速攻帰ってるが
    7: 名無しさん:2014/03/29(土)09:01:15 ID:

    先々週からの話です
    やっと雪が消えたあたりから夢を見るようになりました
    それがちょっと言いにくい、恥ずかしい夢なんです
    夢の中は日中で、いつも通学してる通りを歩いているんですが、目線が低いんです
    どういうことかというと自分が3歳児くらいの背丈になったように物が見えるんです
    でもそうでないことにすぐ気がつきました
    歩いている自分の足というか手が見えるんですが、それが黒い動物の前足なんです
    犬のものだと思いました 自分が黒い犬になって通りを歩いている夢なんですね

    ここからが恥ずかしいんですが、金柵で囲まれたゴミ捨て場の近くにくるとオシッコがしたくなります
    そこで四つんばいのまましゃがんでオシッコをしてしまうんです
    そんな夢を3日続けて見ました
    別におねしょをしてしまったということはないです
    そうじゃなくて起きてもオシッコが出たい感じはあんまりないんです
    1日だけならまだしも、続けて見るなんて変だなあと思っていました
    それから夢の中で進む距離が増えているんです
    ゴミ捨て場でオシッコをするまでは同じなんですが、
    1回目より2回目、3回目のほうが道を先まで進んでるんです
    8: 名無しさん:2014/03/29(土)09:01:46 ID:

    それと3回目に夢を見た朝なんですが、
    家を出るときに門柱の表札の私の名前の下に黒い紙が貼られてあるのに気がつきました
    10センチに5センチくらいの縦長の紙で、何か文字が書かれていましたが読めませんでした
    その紙はまだ持っているので、後でここに貼りつけたいと思います
    その紙をはがしたことと関係があるかはわかりませんが
    その後しばらくは夢を見なくなりました
    それで3日前です
    春休み中なんですが、生徒会の新入生歓迎行事の係になっていて準備のために早く家を出たんです
    体育着で住宅街の中のせまい道を歩いていると、向こうから犬をつれた男の人が歩いてきました
    犬は大きくて、後で調べたらゴールデンレトリバーというのに似ていたと思います
    私の家では犬を飼ったことがないし、あまり好きでもないのでよくわからなくてすみません

    その犬が私の足元に近づいて臭いを嗅いでくるんです
    そして跳びつこうとしたところを、飼い主がリードを引っ張って犬は空中を泳いで下に落ちました
    飼い主の人は40歳くらいじゃないかと思いますが、坊主頭で背が高くてお相撲さんのように大きいんです
    大型犬が小さく見えるくらいでした
    その人は「こら、まだ、こら」と犬に言ってから、こっちに軽く頭を下げましたが
    すれ違うときに「紙はがしただろ」とひとり言のように言ったんです
    そのときにあの黒い紙のことが頭に浮かびました
    それで、その日の夜からまた夢が始まりました
    私は犬のままなんですが、ゴミ捨て場からずっと先へ進んで通学路から外れ
    人の家の庭のような細い土のところに入っていってるんです
    複雑な道筋で進んでいくと、立派な家の裏口があって戸が開いてるんです
    それを見ると、どうしてもそこに入らなくちゃいけない気がして入っていくところで目が覚めました
    起きると全力で走っていたようにすごい息がきれて心臓がドキドキしていました
    9: 名無しさん:2014/03/29(土)09:02:17 ID:

    次の夜、昨日のことなんですがその夢の続きを見ました
    やっぱり私は犬で、裏口を入って行くとカマドがある昔の土間のようなところで
    そこを通って板の間にあがりこみ、また先に進んでいくとフスマが開いていて広い畳の部屋になってるんです
    そこに大勢の人が真ん中を開けて囲むように座っていて、みんな黒い着物を着てるんです
    喪服なんじゃないかと思いました
    前に道で会った大きな人がその中央にいて、お坊さんのかっこうをしていました
    ああそれで坊主頭なんだな、と夢の中で納得しました
    お坊さんの横には白い木でできた大きな檻があって、その中にゴールデンレトリバーがいました
    私のほうを見ると興奮したようになって立ち上がり、ガリガリ木の檻を引っ掻いたんです
    そこで目が覚めました
    昨夜と同じように息がきれていて、布団がなんだか動物臭かったんです
    とても嫌な臭いでした

    それで今これを書いてるんですが、今日の夜この夢の続きを見てしまったらどうなるのかすごく心配です
    もしこういうことに詳しい人がいたら情報を教えてください
    それから今日は寝ないつもりでいます


    13: 名無しさん:2014/04/04(金)07:20:31 ID:

    この前体験したので投下

    おれホテルのフロントで夜間勤務してるんだけどさ、基本電話番でその日の夜もボケーっとテレビ見てたんだよ
    そのテレビの横に監視カメラの映像が映ってるモニターが六つあるんだよね
    このホテル八階建てなんだけど、一階のロビーとか駐車場とか色々映ってるわけ
    その内二つのモニターが画面を四分割して各階の廊下を八階分映してるわけ
    そのカメラ各階の同じ場所に設置してて同じ角度で映してるから画面に表示されてる○Fっていうのがないと何階かわからないくらい同じ映像なのよ
    14: 名無しさん:2014/04/04(金)07:28:39 ID:

    それでテレビ見ててふと目の端で動くもの感じたから監視モニターに目をやったらさ
    八階の廊下に人が倒れるの、うつ伏せでスーツ着たサラリーマンみたいなのが
    まぁでも酔っ払いか何かだろと思って清掃スタッフに内線して八階に向かわせたんだけど、電話してる間にいなくなってたのよ
    スタッフからもいないですよ?って電話あったしね
    自力で部屋に戻ったのかねーなんて話して、いないんならどうしようもないしまぁいっかとか思ったらさ、また倒れてるのよさっきのサラリーマン、今度は七階に
    さすがにこれはちょっと怖くなってそのフロアの画面アップにしたらさ、少しずつ進んでるんだよ
    弱々しい匍匐前進したいな感じで
    すぐまたスタッフに電話入れて向かわせたけどさ、またいないんだよ
    15: 名無しさん:2014/04/04(金)07:38:07 ID:

    ただ今回は目を離した隙に消えたんじゃなくて画面手前に向かって来て見切れたって感じ
    それでも現場に向かったスタッフもいないって言うから消えたんだろうね
    廊下の画面手前は従業員が出入りする扉しかなくてスタッフはそこから出てくるからすれ違わないとおかしいので
    おれもさすがに一人でフロント無理だわと思って清掃スタッフを一階に呼んだわけよ
    そこからしばらく信じてくれないスタッフと色々喋ってたらさ、またいるんだよ
    二階の廊下に
    二人で目合わせてこれヤバ過ぎるだろってなってたらさ、そこに外出してた客が戻ってきたんだよ
    一階のロビーでおれが鍵とか渡すんだけど、その戻ってきた客、二階の部屋の利用者だったんだよ
    これ言った方がいいのかなとか思ったけど、なんて説明していいかわかんないし自分達の代わりにあいつに接近してほしいっていうのもあってそのまま黙ってたんだよね
    16: 名無しさん:2014/04/04(金)07:48:44 ID:

    二階のモニターにはまだうつ伏せのサラリーマンいてさ、そこにエレベーターで上がってきたさっきの客が映ったんだけど
    普通に素通りしてるのよ、というか見えてないって感じで
    そして何が怖いってさそいつがゆっくり進んでる画面手前にはおれがいる事務所への階段があるんだよ
    従業員以外立ち入り禁止って書いてるし鍵とか締めてないの
    二人でモニターの前で固まってたらさ
    ギィィィィってドアが開く音したんだよ
    画面にはそいつもう映ってないし二人ともドアの方を凝視してたらさ、それまでずっとどこか安心させてくれてたテレビの音が消えて振り向いたら画面真っ暗になってんの
    そしたらもう一人のスタッフがいきなり叫んでロビーが映ってる方の監視モニター指差して腰抜かしててさ
    画面にどアップの中年男性が映ってて口をパクパクしてたのよ
    おれもスタッフも叫んでその場から動けないまま朝になったんだけどさ
    いつの間にか消えてたあのサラリーマン何だっただろう
    17: 名無しさん:2014/04/04(金)07:52:10 ID:

    朝だからよかったわ夜じゃ危なかった
    なんてもの読ませるんだ乙
    18: 名無しさん:2014/04/04(金)23:43:46 ID:

    >>13-16
    なにそれ怖すぎる…
    こんな時間に見ちゃったよ(´;ω;`)
    19: 名無しさん:2014/04/08(火)03:15:07 ID:

    おれの地元の中学校の話です。
    各学年に3クラスしかない田舎の中学校なのですが、一年生に少し知恵遅れ気味の男の子がいました。
    仮にAとしておきます。
    田舎なので特別クラスとかもなく普通にクラスに混じっていましたがクラスメイトからのいじめもなく上手くやっていたそうです。
    それでも昼休みはいつも一人で、外で球技をする生徒や教室で談笑する生徒には混ざっていませんでした。
    仲間外れとかではなく、Aは昼休みになるといつも学校の来客用玄関にある大きな振り子時計の前に座っているのでした。
    通りかかる先生が聞いた所によると「おもしろいから」だそうです。
    悪さをするわけでもなくただ座って眺めているだけなので誰も気にしていませんでした。
    20: 名無しさん:2014/04/08(火)03:23:31 ID:

    Aが入学してから半年くらいした頃、学校でその振り子時計が処分される事になりました。
    かろうじて動いているものの金属部分は錆びていて木製の部分もボロボロになっている為との事でした。
    先生達も生徒達も「あーそうなんだー」とか「残念ねー」くらいのものでした。
    Aを除いては。
    その話を全校集会で知ったAはむちゃくちゃな事を叫びながら泣いてわめきました。
    それからというもの、お昼の12時に鳴る振り子時計のボーンボーンという音が教室に聞こえると突然立ち上がって言葉ではない雄叫びのような声で毎日叫ぶのでした。
    それから更にエスカレートし、昼休み以外の授業中にも振り子時計の前に座っている事が多くなりました。
    その度に保健室に連れて行かれて親が迎えに来て帰るというパターンが続き、しまいには入院するという事で学校に来なくなりました。
    21: 名無しさん:2014/04/08(火)03:33:28 ID:

    その数週間後、振り子時計は撤去されました。
    Aは入院中でその事を知る術はありませんでした。
    お見舞いに行こうという生徒もいましたが親御さんに来ないでほしいと言われていると先生が生徒に注意した為です。
    それから冬になる頃、Aが退院したらしく登校してきました。
    偏見などなく温かくAを迎え入れるつもりのクラスメイトでしたが、Aの姿を見て驚愕しました。
    Aの顔の左半分だけが別人のようになっていたのです。
    右半分は以前のAの顔のままでしたが、左半分だけが面影もないくらい変わっていました。
    変わっていたというより、目と口が吊り上がっていたのです。
    左目が何かで引っ張っているのではないかというくらい吊り上がり、口も左側だけが肉食の哺乳類のように裂けて吊り上がっていました。
    それはもうまさに狐の顔でした。
    それからAはクラスメイトの目に耐えきれず転校していきました。
    その後の事は誰も知りません。
    Aは振り子時計に憑いていた狐に魅入られたのでしょうか?
    22: 名無しさん:2014/04/09(水)03:18:46 ID:

    振り子時計に狐が憑くってのもよくわからんが、こういう意味不明な怖さ好き
    Aが変貌した理由とかわからんが故に怖い
    23: 名無しさん:2014/04/12(土)06:47:35 ID:

    高校の時の話です
    当時吹奏楽部に所属してて結構遅くまで練習することがよくありました
    中でも私は家が遠く電車での通学だったのですが田舎なので本数が少なく電車の時間まで一人で部室で過ごすのが日課でした
    大会や演奏会前は居残り練習する部員がいて賑やかなのですが基本的には終礼が終わった後は最後に部室を出るのは私で部室に施錠をして帰っていました
    この部室というのが学校の敷地内の一番端に離れて建っていて隣は山ということもあり暗くなると本当に不気味でした
    そしてある日、親が迎えに来てくれるという事になり他の部員が帰った後またいつものように一人で部室に残っていました
    部室の中の一番角にあるドラムの椅子に座り楽譜を整理しているとコンコンとドアを叩く音がしました
    もう暗い外をドアのガラス越しに見ると母親が迎えに来ていました
    それから電気を消し施錠をし何事もなく車に乗り込むと母が不思議そうな顔で尋ねてきました

    「後ろにもう一人女の子立ってたけど鍵締めてよかったの?」

    ゾッとしました
    部室には確実に一人でしたし狭い部室でドラムの椅子の後ろに人が立てるスペースなんてないのです
    誰もいないと言って早く車を出すように促しました


    24: 名無しさん:2014/04/12(土)18:40:09 ID:

    俺が会社で7年くらい前に体験した話。
    俺は食品製造なんだが、客の特注品を作って納品するのが主な仕事。
    そのため、他の営業と違って、デスクは試作キッチンに隣接した小部屋にあった。
    同僚の営業とふたり、夜9時過ぎても書類が終わらず黙々とキーボードを叩く。
    灯りを消した誰もいない隣のキッチンから、ドアを開けて閉める音がした。
    キッチン内のドアは倉庫と、俺達がいる部屋につながるドアだけ。
    外廊下への出入口には俺達のデスクの脇を通って行くので、
    試作スタッフが全員帰ったのはこの目で確認済み。
    キッチンと俺達の部屋のドアは常時開放してるので、
    暗いキッチンの中で誰かが倉庫のドアを開けて閉めたとしか考えられない。
    同僚と俺は、あまりの怖さに作業中のファイルをそそくさと保存して逃げ帰った。
    倉庫のドアが開け閉めされたか確認するような根性はなかった。
    25: 名無しさん:2014/04/12(土)18:40:33 ID:

    俺の会社は、帝国陸軍の施設跡に造成された工業団地にあるんだが、たまに怪異は起こったんだ。
    冷凍倉庫の中、商品をパレットに積み上げて並べてある上をぴょんぴょん
    飛び跳ねて走り回る黒い人を、出庫のバイト君が目撃してしまってその日に辞めたこともある。
    試作スタッフとして入社してきた女性が、「このキッチン何かいます」と言って半年で辞めたこともあった。
    26: 名無しさん:2014/04/12(土)18:41:08 ID:

    若手の営業マン(俺とは違う部署)が、残業の気分転換にと夜中の会議室でリフティングをしてた。
    会議室は3階で、窓ガラスに向かってやってたが、自分の後ろを白い服の女性が通ったのが映る。
    実は俺のいたチームのキッチンは会議室と同じフロアにあるので、試作スタッフだろうと思ったそうだ。
    しかし会議室には自分以外誰もいないので、慌てて事務所フロアに戻って、仲間に報告した。
    27: 名無しさん:2014/04/12(土)18:41:51 ID:

    俺と一緒にドアの音を聞いた同僚は、それより前に一度キッチンで白い服の女性と遭遇してる。
    ひとりで残業してるとき、何を思ったか、誰もいない試作キッチンを携帯で撮り、カミさんにメールしたそうだ。
    カミさんからの返信は、
    「遅くまで残業してる女の子がいるね」
    だったそうで、白い服を来てこちらに背を向けた髪の長い女性が写っていたという。
    この日はキッチンの灯りはつけたままだったが、試作スタッフは誰もいなかった。
    携帯のその画像を見ないようにして消去したのだと、同僚はのちに俺に語った。

    こうした件と無関係だとは思うんだが、この同僚は3年前に転落事故で亡くなった。
    29: 名無しさん:2014/04/13(日)12:07:18 ID:

    じゃあ俺からも怖いけど不思議な話を1つ
    もちろん実体験 聞いた話でもフィクションでも付け加えも一切無い

    俺には妹が2人いるんだけどさ
    俺と長女は歳が近いのに 次女は5歳ぐらい離れてんの

    で、俺と長女は小さいころよく一緒に遊んでて「あーみー」っていう架空の人物を作り出して遊んでたわけ

    母親が言うには
    俺と長女はそのあーみーの絵を書いたりしたし「あーみーが〇〇って言ってた」とか
    実在さながらに話してたらしい

    まあそういう架空の人物を作るのは小さい子なら超あるあるでさ、何人かに1人は経験してるはずなんだけど
    不思議なのは歳が離れて産まれてきた次女も「あーみー」の存在を知っていたこと

    もちろん誰も教えてない、むしろ次女が言うまで母親すらも忘れてたぐらい

    で、その次女も俺達の時と全く同じ反応をして 絵を書いたり あーみーと話したりしたらしい
    30: 名無しさん:2014/04/13(日)12:07:42 ID:


    で、母親が言うには
    俺と長女の時のあーみーの絵と
    次女のあーみーの絵は酷似してるらしい
    どっちも緑の服着て、なんか手に棒を持った頭でっかちな子供特有の絵なんだけど
    パーツとか配色が似すぎてるんだって

    ここまでなら不思議なこともあるんだなーって話になるんだけど
    ある日父親が電子辞書を持って帰ってきてさ
    俺は毎日電子辞書で遊んでたわけ
    そしたらさ、次女がいきなり
    「あーみーって調べて」って言ってくるから
    「出えへんよそんなん」って面白半分で調べたわけ
    感のいい人か詳しい人ならとっくに分かってたと思うんだけど

    アーミー 陸軍

    って出てきたわけ
    深読みかもだけど
    緑の服→迷彩服
    棒→武器、銃
    なんじゃないかなって解釈してる

    っていうちょっと怖い話でした
    改行はクセなんで読みにくかったらごめんね
    31: 名無しさん:2014/04/13(日)12:25:24 ID:

    >>29-30
    空想でも、いるとして振る舞うとホントに生まれるよ。複数人でやったなら尚更。
    だから次女ちゃんはそれが見えてたんだと思う。
    34: 名無しさん:2014/04/27(日)20:36:29 ID:

    今更ながら「死ぬ程洒落にならない」っていうのはハードル高いですね(苦笑
    なかなか怖い話に巡り会うのも、自分で考えるのも、難しいw
    37: 名無しさん@おーぷん:2014/05/01(木)13:38:07 ID:

    神隠
    Uは子供の頃に神隠しに遭っています、その時の事をEに話してく
    れたそうです。
    Uは産まれつきテレパシーの様な力で生き物をある程度自由に操る
    事が出来たそうです。
    ある日、Uはその力を使い山の中で動物同士を戦わせて遊んでいま
    した、その時は猪と野良犬を戦わせていたそうです。
    遊び飽きて山を降りて家に帰ろうとした時、急に周囲が真っ暗に
    なりました!動物達も居ません。
    驚いて急いで家に帰るとUの母親が大泣きしながら走って来てビン
    タを喰らわして来ました。
    「山の中で寝ちゃったのかな?それでこんなに遅くなったんだと
    思う、ごめんなさい」
    とUは母に言った。
    すると母は「ふざけないで!2日もどこに居たの!」と叫びました。
    2日?そんな馬鹿な!?とUは思ったそうですがあんまり気にしませ
    んでした。
    でも何故かそれ以来、不思議な力は一切、使えなくなってしまい
    ました。
    その替りかどうかは分かりませんが、その頃から霊的な物を見る
    様になったといいます。
    38: 名無しさん@おーぷん:2014/05/01(木)13:38:50 ID:

    そして半年に1回位、不思議な夢も見る様になったそうで、その夢
    の内容は大きく分けて2つ…
    その1
    気がつくとUは真っ青な球体の様な部屋に居た、急に頭の中に声が
    響く。
    ねえ、交換しよ!君のと僕のを交換してよ!お願い!お願いだから
    交換してよ!交換してよ!僕の力の方がずっと凄いんだよ!僕の力
    の方がもっと楽しいよ!楽しいよ!楽しいよ!楽しいよ!楽しいよ!
    楽しいよ!楽しいよ!楽しいよ!楽しいよ!楽しいよ!楽しいよ!
    楽しいよ!楽しいよ!楽しいよ!ねえ、交換しようよ!絶対その方が
    楽しくなるよ!楽しくなるよ!楽しくなるよ!楽しくなるよ!
    Uは「君は誰?」と聞いた。
     君は君だろ?えーと…ああうん?あ、そうか!僕の事ね?僕はd◎
    #◎l※v〆∝(シンセサイザーみたいな音)から来た◎〆x∮*∂♯
    ◎(これもシンセサイザーみたいな音)だよ、名前はね□▲▼▽★
    ◇☆■△△◇(凄く高い金属音)って言うよ!地球では※〆x∮▲
    (これは普通の単語だったが、どんな言葉だったかUは覚えて無いら
    しい)っていう意味だよ。
    Uは「※〆x∮▲ってなあに?そんな事より僕は早く家に帰りたいん
    だ!」と言った。
    すると、「ダメだよ、交換してくれるまで返してあげない!返して
    39: 名無しさん@おーぷん:2014/05/01(木)13:39:47 ID:

    あげないよーだ!」という声が響いた。
    そして、延々とそんなやり取りが続いて、疲れ果てたUが仕方なく、
    「じゃあ※〆x∮▲は僕に何をくれるの?」と言った。
    すると※〆x∮▲は「こんな力だよ」と言って青く輝くイモムシみた
    いなものを見せてくれた。
    「???、何これ?カブトムシの幼虫?」と言ってUがイモムシに手
    を出した瞬間、周囲が真っ白に。
    Uの体はどんどん膨れ上がっていき巨大で真っ青な玉虫の様な美しい
    甲虫と化す。
    「空を飛んでる!凄い!あ!あれは地球だ!行ってみよう!」Uは夢
    中で宇宙を飛翔する。
    そして地球に降り立とうとした時、そこは灼熱の地獄だった。
    恐ろしい怪物がいっぱいいる!しかも熱い!亡者達が集まってきて
    Uの体を食べている!
    「こんなのいらない!いらないよ!」とUは言う。すると「そんな事
    いっても今、君が食べてるじゃん!君はもう※〆x∮▲と一つになった
    んだよ?これから君は※〆x∮▲をしつづけないとダメナンだゾ?だ
    べゴゴぼぼばギギギごぐぐでぼぼハハハハハハハゴハハハハハボハハ
    ハハ」
    40: 名無しさん@おーぷん:2014/05/01(木)13:41:35 ID:

    この笑い声を聞きながら最後に凄まじい恐怖と激痛で目が覚めるパタ
    ーンがまず1つ。
    もう一つのパターンは
    体を亡者に食われて続けてもなお羽ばたき続け、とうとう宇宙に逃れ
    るが亡者の巨大な柱はイナゴの大群の様に体にまとわり付き宇宙まで
    付いて来る。
    地獄から凄まじい数の亡者を引き連れて最期は宇宙の果てまで来るん
    だけどその頃には亡者の数は大分減っている。
    体も半分は食われて消えているが、まだ飛べる。
    最後の力をふり絞って虹色に輝く銀河に飛び込んだ所で目が覚める。

    昔、俺のオカルト好きの友人Eが仏教系の大学に通ってました。
    これはEの大学時代の同級生のUの身に起こった話だそうです。
    俺はオカルトは全部否定はしてませんがそんなに詳しく無いです、
    休日にホラー映画見たり、2chホラーリンク漁ったりEと心霊スポ
    ット巡りしたりとかいう趣味程度の知識です。
    この話もEの主観の混じった話をここに書き込んでいるだけですの
    で詳しい解説とかは勘弁です。
    Uは産まれつきとても霊感が強い男でした。
    とても小さい頃に大きな地震を的中させたり、家族も知らなかっ
    た江戸時代に作られた隠し蔵を探し当てて秘密基地にして隠れん
    ぼする時に使ったりして遊んでたり、小学生の頃に神隠しに遭っ
    たりとか凄いエピソードがいっぱいあります。
    寺産まれとかでは無いのですが、遠い祖先に直系では無いらしい
    のですが結構有名なお坊さんが居ます。今日は神隠しの話をしました。
    41: 名無しさん@おーぷん:2014/05/01(木)13:43:32 ID:



    Eの同級生に変わった人が居ました。仮にKとします。
    KはUとはまた違った意味で変わった奴で、ポケット
    に昆虫の蛹を大量に入れている様な奴で。
    その噂に興味を抱いたEがKと色々と話をしたそうです。
    EによればKは12歳の頃から蛹を集める癖があったそう
    です。
    なぜ、そんな事をするのかとEは聞きました。
    するとKは、「蛹にある事をすると凄いものが産まれる
    んだ」と言いました。
    Kによると近所に黒魔術好きなおばあさんが居てその
    人から色々教えてもらったそうです。
    Kが12歳の時、Kのおじいさんが死んだのですが、何と
    その時に「魂(おじいさんの)を地獄に引き渡す見返
    りにカワイイ妖精が1匹欲しい」と悪魔と取引をした
    のだそうです!
    Kはおばあさんに教えてもらった通りの儀式を誰も見て
    いない時を見計らって葬式の直前に行った(どんな方
    法だったのかは教えて貰えなかった)らしいのですが、
    その後にお坊さんが来た時「こんな、一体誰が・・・
    馬鹿な!外法やぞ!」と凄い剣幕で言って携帯でどこ
    かに電話をしたかと思うと勝手に式場を出て行ってし
    まい1時間位戻って来ず、親族はたいそう混乱したそう
    で、戻ってきた時には頭ハゲの黒服の男達を50人位連
    れて来て何故か式場の外で待機させた上で、葬式を再
    開した。親族への説明も一切ナシ。Kは「これは本物か
    もしれない」と思ったそうです。
    その儀式の翌日、真冬だったにも関わらず、たまたま
    家の窓にくっついていた蝶の蛹からとっても愛らしい
    妖精が産まれて来たのだとKは目を輝かせて言っていた。
    窓の外で震えている妖精をKは急いで部屋に入れた。
    髪は緑色で肌は青く羽は黄色、そして燃える様なまっ
    赤な瞳の妖精だったそう。
    嬉しくなっておばあさんにお礼を言おうとしたのです
    が、おばあさんはどこかに引っ越した後だった。
    近所の人に引越し先を聞いても何も言わずに急に引っ
    越してしまったらしく分からないと言われた。

    Kはその妖精は今でもとある場所で飼育していると言っ
    た。飼育方法は比較的簡単で通常の昆虫の餌で大丈夫
    なのだと言った。何でも外見は人の目から見れば妖精
    だが実態はポケモンのバグ技みたいなものでこの世の
    生物に概念を擬態させて存在しているのでそのベース
    になった生物の食性を受け継いでいるのだと。
    そして、妖精を得る契約の代償としてにKは死ぬまでの
    間生きた蛹を絶体に肌身離さず持っていなけれなならな
    いのだとも言ったという。
    42: 名無しさん@おーぷん:2014/05/01(木)20:46:28 ID:

    乙です
    蟲絡みの話ってだけでも自分的には洒落ならんですわw
    43: 名無しさん@おーぷん:2014/05/03(土)17:03:35 ID:

    雲公園

    凄く小さい頃、昔よく遊んだ山の神社には小さな公園があった。
    その公園ではよく変な形の雲を見た。
    球体みたいな形だったり六角形や正方形だったり、大きな人間
    の腕の形をしていた時や何かの文字みたいな不思議な形の雲を
    見た時もあった。
    幼稚園の先生にその事を話したけれど「そう!よく気づいたね!
    そうなんだよ雲は色んな形になるんだよ」と言われ「ああ…これ
    って普通の事なのか」とその時は納得した。
    でも何年もたった今ではアレは何だったんだろう?と思う。
    納得出来る説明は出来る人居る?
    44: 名無しさん@おーぷん:2014/05/04(日)11:15:13 ID:

    その公園でだけ見るんだ?不思議な話だなあ。出来れば今でも見えるのか確かめてきて欲しいところ。
    46: 名無しさん@おーぷん:2014/05/05(月)15:46:47 ID:

    この前違う板でスレチだったので、こっちでもっかい聞いて見たいと思います。
    この間友達と話してて気づいた話です。
    自分の記憶と世間の記憶が少しちがっていました。
    友達とEXILEのAtsushiが脱退するかもと言う話を聞いて話していた時、
    私が「Atsushiが抜けたら誰も歌う人いなくなるじゃん!」って言ったんです。
    そしたら友達がきょとんとして、何で?と聞いてきました。
    EXILEのTakahiroさんは私の記憶ではその人は結構前に脱退してた。
    テレビで「脱退して初のドラマデビュー」的なワイドショーを観ていたので間違いない気がするんですが、
    私がおかしいのかな。
    これだけじゃなくて、フジテレビでやってた「ごきげんよう」って番組も
    結構な人が終わったという記憶があるという話を聞いたことがあるんですが、
    私も終わったと思っていた。というか、最終回を観たんです。
    誰がゲストか、忘れてしまったんですが「また微妙なメンバー」で終わるんだなって
    思ったのを覚えているし、小堺さんが「今回の放送でもって最終回となりますetc...」
    的なことを言ってたのを覚えています。
    私は友達から記憶力がいい方だと言われることが多いので間違いないと思います。
    他にこういう記憶がある方はいませんか?
    2回もこういうことがあると、本当に自分の頭がおかしくなってきたのか不安で仕方ないです。
    48: 名無しさん@おーぷん:2014/05/05(月)18:10:40 ID:

    耳鳴り

    これはマジ話だから聞いてほしい。

    小学校低学年の時に母親とケンカした。その時は母親と一緒に寝てたからけっこー夜気まずかった。
    お互いに背を向けてその日は寝たんだ。そろそろ寝付くかって時に、耳に何か違和感を感じた。見えない細長い虫みたいなのが耳の奥を撫でまわしてるというか、まとわりついてるというか。でもそれはくすぐったいというより、不気味な感覚で、恐怖からか心臓がバクバクいってたのを覚えてる。しばらくするとその虫はもっと動き始めた。イメージで言うならぶるぶる振動してる感じで、その震えが大きくなればなるほど、何やら耳鳴りのようなものも聞こえてきたんだ。

    キィエアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    こんな感じ。最初のキは本当に高い音で、後の部分はただ伸ばしたように無機質で、洞窟で響いてるような音がするんだ。
    そんでその響くってのも、耳が千切れんじゃないかってくらいうるさい音で、凄い痛かった。
    あと体がいわゆる金縛りにあってんのも気づいた。全身が痺れて動かない。これが金縛りなのか、とか子供ながらに思ってたらその耳鳴りから一瞬意識がそれたんだ。んで意識が戻った時に気が付いたんだけど、この耳鳴り、ループしてる。

    キィエアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    キィエアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    キィエアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    そんでまた気づいたんだ。あ、この耳鳴り、女の人の叫び声だ、って。
    その瞬間、耳鳴りが二つ、三つ、五つと増えていった。男の人、女の人、叫び方も様々だった。音量も急激に上がって、まるで気づいた俺に罵声を浴びせているかのようだった。最終的に、これ以上多くなったら死んじゃうってくらい叫び声は増えて行った。そのあと、だんだん縮んで消えた。
    シーン。夜にふさわしい静寂が聞こえた。まだ耳がジンジン痛くて、でもあの耳鳴りが聞こえないだけましと思った。
    俺はその時まだ幼かったから、これはお母さんとケンカした俺を神様が怒ってるんだ、なんて純粋に思ったんだ。
    49: 名無しさん@おーぷん:2014/05/05(月)18:11:19 ID:


    勿論翌日に母親に謝罪。これでもう耳鳴りから逃げられると思った。

    でも違った。

    謝ったその日も、その次の日も、またその次の日も、俺は耳鳴りに襲われた。
    あの日から周りでおかしなこともまた起き始めた。全部書くのはしんどいから、ひとつ例を挙げるんだけど、中学生になった時に一人部屋をもらった。俺は片づけるのが下手だから、すぐにベットの周りをプリントとか雑誌で埋め尽くしちゃったんだ。夜になって、目を瞑ると、ガサガサって音がする。最初は気にならなかったけど、だんだん頻繁になってきて、多分これは誰かが俺のベットの周りを歩いてるんだなって感じが分かった。でももう眠くて、うざかったから(この時にはこういうの慣れてきてたw)音のする方を見たんだ。すると音がしなくなって、寝るか、って思ったんだ。したら コンコンってドアをたたく音がして、そっち見たらドアの隙間から顔がのぞいてた。とかね。
    まぁとにかく耳鳴りの方がひどかった。あの日から中二まで毎日あった。ほんとに寝れなくてつらかった。でも相談なんかできるわけなく、我慢してた。高一くらいになると回数が週三とか四になってきて嬉しかったことを覚えてる。正直中一まで毎日聞いてたわけだったから、スゲー慣れちゃって、そんときには自分独自の金縛りを解く方法で耳鳴りを早く終わらせてた。ちゃんと全部聞いてやんないからあいつらも嫌になって、回数が減っちゃったのかなとか思ってた。

    そんで高校生の時のある日。夜寝てたらいつもの耳鳴りに合った。さっきもいったとおりそん時の俺はまたかぁってレベルで慣れてたから、俺独自の方法で解こうとしたんだ。でも、なまじ慣れちゃってたし、一週間半ぶりの耳鳴りだったから、最後まで聞こうって思っちゃったの。ほんと馬鹿だと思う。
    50: 名無しさん@おーぷん:2014/05/05(月)18:11:53 ID:

    いつもなら切り上げるタイミングでも俺は寝そべって調子こいて聞いてた。すると寒気が体を襲った。言えもしれぬ気配が体を覆うのが分かった。言葉にすると何ともないけど、実際に体験したその時の俺の心情は

    こ れ は ま じ で や ば い

    だった。こういう体験したことある人がいればわかってくれるかもしれないけど、本能っていうか、深層心理でっていうか、体のどこかでこの気配は絶対に触れちゃいけないもの、感じちゃいけないものだっていうのを理解してた。だから必死になって金縛りを解こうと思ったけど、時すでに遅し。耳鳴りはいつもの限界を軽く超えてまだ大きくなって行って、体なんてピクリとも動かせない状態だった。

    キ”イ”エ”ア”ア”コ”オ”オ”オ”オ”オ”ヒ”エ”エ”エ”エ”エ”エ”イ”ヤ”ア”ア”ア”ウ”ワ”ア”ア”ア”ア”オ”エ”エ”エ”ア”ア”

    今まで聞いたことがない、いくつにも積み重なった叫び声が耳の中で暴れまわった。
    眼だけが動いたから、必死に部屋中を見渡した。すると、月明かりに照らされた部屋の中で、何やら黒いもやがうごめいているのを見つけた。それはだんだん、手、足、頭と形を成していって、人間の形になった。ただただ真っ黒な人間だった。ベットのそばに立って、俺を見下ろしていた。こいつは絶対にやばい、見ちゃいけない。心がそういっているのに体は動かない。しばらくするとそいつは、ウワッ!と驚かすようなそぶりを見せた。ギャク漫画を見たばかりの糞餓鬼が、そういうシーンを真似しているような感じで、凄く憎々しかった。すると周りから続々と黒いもやが出てきた。それはみんな人間になり、一人で立っているもの、集団で何やらぼそぼそ言ってるもの、そしてなにより、俺の耳のそばに集まって、黒くて鼻も目も見わけかつかないはずなのに、明らかに大きく口を広げて叫び声をあげている様が分かるやつらが出てきたんだ。叫び声の正体どもは、集まり過ぎて四つん這いで何とか張り付いているもの、無理やり体を曲げているものなどいっぱいいたが、何よりそこまでして耳元で叫ぼうとする意味不明さ、そこまでして叫んでそうすんだという恐怖が体中を支配した。その時初めて俺は歯を盛大にガタガタ鳴らしていることに気が付いた。あんな恐怖はあとにも先にも感じることはないだろう。どれほど時間が立ったかしらないが、しばらくしてだんだんと消えて行った。朝日が昇っていた。俺はしばらく歯をガタガタいわしてた。

    あれからというもの、ほとんど聞かない。最後に聞いた時から十数年たったが、何もおかしなことも起こらない。あれが最後だったんだろう。

    この前のことだが、ニコニコで幽体離脱できるBGMとかいうやつがランキングに上がっていた。ピーという音が何重にも重なっていくなんのことはない機械音だったのだが、俺は戦慄した。その機械音をまるまる人の声にすれば、それは俺が聞いた耳鳴りそっくりだったからだ。
    51: 名無しさん@おーぷん:2014/05/06(火)22:40:58 ID:

    叫び魔の類いかな?
    とりあえずニコニコの方も聞いてみたい
    52: 名無しさん@おーぷん:2014/05/07(水)10:28:52 ID:

    ゴールデンウィークに孫たちが帰省しなかったことへの寂しさからか
    祖母が電話口で興味深いことを言ってた。

    子供というのは何かに執着を見せるものだ。
    その対象は、水、火、石だ、と。男児に多いとも言ってた。

    それぞれに危険があり、そのこが何に執着をみせるのか知るためにも、
    田舎があるものは子を連れて田舎で生活する時間を持つべきだ、みたいなことを言ってた。
    53: 名無しさん@おーぷん:2014/05/07(水)10:30:02 ID:

    とりあえず一番危険なのが水に執着する子。
    そういう子は用もなく川なんかに出かける。理由はわからない。
    呼ばれる、という言い方をすることもある。

    おれは渓流釣りや魚獲りが好きでよく川に出かけたが、はじめは祖父母によく注意された。
    一人で行くなと。
    ただ、松の木やライターや塩を持参していたり(魚を焼いて食うため)、
    よくよく話をすれば、おれの興味は魚をとることで、
    どちらかというと火が好きだということがわかり水の心配はあまりなさそうだと安心したという。


    オカルトというよりも、確立統計的で現実的な話なんだろうが、川なんかが好きな子は
    やっぱり溺死してしまうことが多く、水に執着を感じさせる子は目を離さないように、と。

    ところで、渓流釣りなんかやる人には通じる感覚なのではないかと思うけど、
    川辺に立って釣り糸を流し、川面を見ているとボーっとして意識が飛んでるときがある。
    そういう時って、ふと我に帰ると足元で魚が腹を見せて背中をこすっていたり、
    驚くほど自分が自然に溶け込めていたりする。

    でも、そういう時間があぶないちゃあぶないのかな、と思う。
    54: 名無しさん@おーぷん:2014/05/07(水)10:30:42 ID:

    火に執着するというのは一番わかりづらいのだそうだ。

    たいてい隠れて煙草吸ってみるとか、そういうのとセットになってるから。
    本人自身も、自分が火を見たいのか煙草を吸ってみたいのか自覚を持ちにくい。

    自分が火をすきなのだと気づくのは、たいてい一人のときで、無意味な火遊びをするものだという。

    おれは完全にこのタイプで、小学生のころやたらにライターが欲しかった時期がある。
    ターボライターとか、オイルマッチとか小遣いためてはいろいろ買っていた。

    ライターが好きだと思ってたんだけど、火に魅せられてたんだな、と振り返って思う。

    これも現実的な話なんだけど、そういう子は、家燃やしちゃったりすると。
    でも、そいつ自身が火の元なので、案外身の危険にさらされたりはしないのだそうだ。
    一番先に逃げられるから。

    やっかいなのはうそつきになること。
    自分が原因の火事を起こし逃げる時間があるものだから、言い訳を考えたりする。

    おれは幸い火事を起こしたことはないけれど。
    55: 名無しさん@おーぷん:2014/05/07(水)10:31:16 ID:

    石に執着する子。
    おれはまったくその気がないからわからないんだが、外へ遊びにでて石拾って帰ってくる子。
    俺の友達にもいたが、何が面白いのかよくわからなかった。

    これが一番オカルトな感じがするんだけど、祖母の言い方を借りれば、
    人や縁に関わる不幸を招くんだそうだ。

    しかも、それがいつどういった不幸を招くのかまったくわからないから、手に負えないと。
    適当なことを言って注意すれば、拾ってこなくなるだろうが、問題なのは、石の中には、
    一発大当たりなものがあることらしい。

    つまり、その石に興味持っちゃった時点で作用してしまうものがあるということ。

    そういう子は何か起きる前にお払いだとか、見てもらうとかしてもらえと。


    特に体験も物語もないけど、なんとなく、身に覚えのある話だったので書いてみました。
    けっこう、当てはまる人、多いんじゃないかな。
    56: 名無しさん@おーぷん:2014/05/10(土)21:30:51 ID:

    乙です!
    俺も幼稚園児だった頃は毎日掌いっぱいに小石を握って帰って来てたらしい。
    今思うと変な奴だったなww
    57: 名無しさん@おーぷん:2014/05/10(土)22:06:46 ID:

    そうだ怖い話俺もあるから書くよ。そーゆうスレだしな
    夏になるといっつも思い出す話なんだ。
    えっと結構前の事で、小五の夏だったかな、なんか学校の宿泊学習とかで山行った時のこと
    一日目は山に着いてその後山登りの予定だったんだけどさ、着くなり雨がザーザー降ってきて、でも馬鹿な先生がどうしても登りたいって言って登ることになったの
    皆でっかいビニールをカッパ代わりにして登って行くんだけど、ぬかるんだ山道は小五には少々キツイもんがあったよ
    途中急な斜面とかもあってロープ掴みながらいかないとダメだったんだけど、そのロープさえ雨で滑って死ぬかと思った
    そんでなんとか目的地まで登ったんだ。
    山頂ではないもののちょっと開けたその場所にはアスレチックみたいなのがあって、遊びたい盛りの俺たちはもう疲れなんか吹っ飛んで遊びに行こうとしたんだ。
    ところが、皆に付いて行こうとする俺を引き留めたやつがいた。振り返るとそれは仲良くしてやってたちょっと知恵の遅れたやつでさ、
    俺のカッパの裾を引っ張って、「行っちゃダメ、遊んじゃダメ」っていうんだ。
    薄暗いのも相まってなんか不気味だったし、素直に従ってそいつと隅っこで遊んでることにした。
    そうやってしばらく二人でいると、突如アスレチックの方から大きな音が聞こえた。見ると、木でできたアスレチックの吊り橋が崩れ落ちていた。長いこと雨ざらしだったから、腐敗してたんだろうな
    こいつ分かってたのかなって思って視線を戻すと、もうフラフラどっかにいってたよ
    58: 名無しさん@おーぷん:2014/05/10(土)22:38:33 ID:

    亀ですごめんなさい。
    そんでほっとくわけにもいかないし、とりあえず先生が今日泊まる施設に電話して(そこがその山の管理もしていたため)山を下りたんだ
    その日はそこに皆で止まったんだけど、そこでもまた変なことが起こるの。
    俺は友達たち数人と2段ベッドが数台ある部屋で寝てて、俺は上の段の方だった。
    でもそういう時ってつい夜中起きだしたりしたくなるじゃん?で夜の十二時くらいに(当時の俺らには相当遅い時間だった)皆でトイレ行こうってなって、
    ぞろぞろと連れションに出発したんだw そんで部屋に戻ってもう一度ベッドに入ったんだけど、
    10分くらい経ったとき、俺の枕のちょっと横辺りがへこむのを感じた。誰かに思いきり踏まれたような感じで布団がへこむんだよ。
    部屋の奴に踏んだかと聞いてみるも、誰もそんなことは知らないと言う。もう一度寝てみたんだけど、やっぱり定期的に踏まれているような感じがして、しっかり眠れないまま朝が来た。
    それで朝そこを見てみると、泥だらけの足跡がついていたからもうびっくりしたよ。
    今になって考えてみると、あの山は雨で柔らかくなった地面を大人数で荒らされたのに怒ったんじゃないかと思う。
    お前らも山行くときは天候に気をつけろよ
    60: 名無しさん@おーぷん:2014/05/13(火)22:55:24 ID:

    >>57-58
    山の神怒らせちまったのか・・・
    無事でよかったな
    61: 名無しさん@おーぷん:2014/05/15(木)20:44:30 ID:

    >>58
    変質者に侵入された可能性もw
    62: 名無しさん@おーぷん:2014/05/15(木)22:49:11 ID:

    >>61
    それはそれで洒落にならんwww
    63: 57:2014/05/18(日)15:02:01 ID:

    >>61ガキの寝床襲って何が楽しいんだよww
    70: 名無しさん@おーぷん:2014/06/04(水)07:12:48 ID:

    たいして怖い話じゃないが、父が亡くなる数日前に病室に知らないご婦人が訪ねて来たと言っていた。


    母方の祖父が亡くなった時も同じ事を言っていたらしく、その3日後に亡くなった。

    もし自分が入院している時にその人が来たら、と思うとたまらなく怖いよ。

    携帯からなので改行おかしかったらすまぬ。
    72: 名無しさん@おーぷん:2014/06/04(水)16:55:51 ID:

    特定されるのが怖いので少しぼかして書く
    自分は小さな田舎町に住んでる
    近所には一人暮らしをしてるおばあちゃんがいる
    最近このおばあちゃんが亡くなった
    首を吊っているおばあちゃんをたまたま遊びに来た親戚が発見したらしい
    縄は天井に吊るしてあっておばあちゃんの足元には梯子が倒れてたんだって
    おばあちゃんは自殺したってことになってるんだけど
    自分にはどうにも腑に落ちないことがある



    73: 名無しさん@おーぷん:2014/06/04(水)17:13:58 ID:

    おばあちゃんは手押し車無しでは歩けないくらい足が悪い
    だから梯子に登って首に縄をかけたりましてや天井に縄を吊るすのなんてできないと思うんだ
    しかも最近転んでまた足を悪くしたみたいで
    この機会に親戚が引き取るか同居するって話をちらっと聞いた
    そしてこのおばあちゃんの親戚は悪い言い方をすればDQN
    おばあちゃんのところには正月にお年玉をもらいにくるくらいでしか会いにくることはない
    だから第一発見者がこの親戚なのもすごく不自然だし
    親戚は同居やおばあちゃんの面倒を見るのを嫌がってたみたいだし
    もしかしたら…
    77: 名無しさん@おーぷん:2014/06/12(木)03:29:16 ID:

    人生で一番恐かった話する

    週末の昼間、両親は共働きなのでねーちゃんと留守番してた
    トイレに行きたくなり1Fのトイレへ
    一応我が家ではノックする決まりがあるのでノックすると
    ねーちゃんが「はいってるよー」と・・しかたがないので2Fのトイレへ
    まあ無意識にノックしちゃうんだけどねーちゃんの声で
    「はいってるってば!」と・・ウチはねーちゃんは一人しかいない
    少しパニックになり驚いたと同時に尿意もMAXに
    そんなはずないとドアノブがちゃがちゃしたらしっかりロックされてた
    もちろん中のねーちゃんに「おい怒るよっ!」と怒られた
    漏れそうだったので1Fへダッシュで降りてノックせずトイレに飛び込んだ
    気のせいだったのかと思いつつ用を足してトイレから出たら
    「ただいま~」とねーちゃんが帰ってきた
    80: 名無しさん@おーぷん:2014/06/14(土)13:13:40 ID:

    おじいちゃんの赤耳

    田舎のおじいちゃんから昔聞いた話なんだけど、当時
    私は4歳だった。
    その日私は幼稚園の運動会から帰った後で、お風呂上
    がりに家の居間でゲームボーイをしながらぐーすか寝
    息をたてていた。
    ふと、目が覚めると居間におじいちゃんが入ってきて
    て隣に座っていた。
    するとおじいちゃんは「耳食べるかい?」と言った。
    「耳って?パンの耳?」と私が聞くと、おいしいから
    食べなよと言っておじいちゃんは横に置いてあった箱
    に手をやると蓋を開けて中を見せてくれた。

    真っ赤な色をした耳がいっぱい入っていた。

    耳を食べるの?とおじいちゃんに聞いたが
    「おいしいから食べなよ」としか言わない。
    問答してる内に、食べなくてはならないな
    と思った私は思い切って食べてみた。
    味はしなかった。
    2、3個の耳を食べた後にまた眠くなってそ
    のまま寝てしまった。
    そして、目が覚めるとおじいちゃんに何で
    さっき耳なんか食べさせたのかと聞いた。
    すると
    「ん?おら今日はパンの耳なんぞ食ってね
    えぞ?妙な事いうね」と言われた。
    当時の私は「ははあ・・・あれは全部夢だ
    ったんだね」と思う事にした。
    それが50年前の出来事だ。
    思えば私の娘は子供の頃によくゲームボー
    イで遊んでいた、私が夢の中で遊んでたの
    と同じタイトル。
    霊とか詳しい事はよくわからないけれど
    あれは一体なんだったんだろうか?父に
    は結局一度も赤耳の事は聞かずじまいだ
    ったから私には何もわからない。
    だって祖父も父も娘が産まれる前に亡く
    なっているのだから。
    娘は幼い時は時々虚空に向かって話しかけ
    ている事も多かった様な気がします。
    81: 誤字訂正:2014/06/14(土)13:21:42 ID:

    ごめんなさい、思い出しながら書いたからちょっと間違えたわ

    >>80
    ×田舎のおじいちゃんから昔聞いた話なんだけど、
    ○田舎で昔体験した話なんだけど
    82: 名無しさん@おーぷん:2014/06/15(日)19:31:14 ID:

    50年前のゲームボーイはフェイクとしてもいただけない。
    83: 名無しさん@おーぷん:2014/06/16(月)03:34:02 ID:

    この前、バイト仲間4人とドライブ行った
    帰り道に支笏湖通ったとき、後ろでバン!って音して
    振り返ったらベショ濡れでアヘ顔の女がくっついてた。
    まじで怖かった。しかも、その女の事が見えてたのは
    運転手以外の3人だけって言うね。運転手は何も気にしてなか
    84: 廃道:2014/06/18(水)01:19:56 ID:

    はじめて書くんで至らん点があればすまん、
    俺は元々ずっと関西に住んでたんだが嫁が元々九州の人間なので結婚して俺が九州に出向く形でこっちへ来て生活してる、
    しかし元々俺は関西にずっと居たわけだから当然友達も一人も居ない、
    嫁も仕事してるんだけど、休みの日はできるだけ合わせるようにはしてるんだが当然合わない時もある、
    俺は元々廃墟、廃道とかに興味があってよく嫁にも一緒に行こうと誘うが当然嫌がれるので、休みの合わない時は一人で車に乗って山道のたまにある細い廃道のような草木の生い茂る枝道に車を進める、
    だいたいは草木で途中で道がなくなってて、あーこれは無理だわな、ってなって、Uターンは道が細過ぎてできないのでずっとその枝道の入り口までバックしていくんだわ、
    時には何キロもバックする時もある、まぁ前置き長くてすまんな、
    それでこの間も休みの日の昼間にその探検みたいなんを車でしようとしてたのな、ずっと山奥の方まで行ってたんだがしばらくしたら周囲が開けてちょっとした集落みたいなんが見えたんだけど、
    まぁ当然と言うか、廃墟の村だったんだけど、ちょっと外に散策しに行こうとしたんだがその時ちょうど雨がザーっと降ってきて諦めたんだよ、
    んで道は今いるこの申し訳程度にひいたアスファルトがある農道のような道しかないんでそのまま真っ直ぐ進んだんだけど、
    しばらく走ってゆるやかなカーブの終わりにいきなり目の前に境界線を引いたように暗い鬱蒼と茂った森が現れた、しかも、ちょうどその森が始まる所から道が土と砂利が混じった悪路に変わった、
    俺は正直ワクワクしたよ、こう言う人が立ち入らなそうな道は大好きだからな、けど、そのワクワクが後で後悔する事になるんだが、
    それでその森にゆっくり車を走らせた、まぁ道が悪い事悪い事、見た目以上にガッタガタで、車バラバラになるんじゃね?くらいの悪路だった、それからしばらくその悪路をゆっくりガッタガタ言わせながら走ったんだが、10キロ程進んだ時にとうとう道が生い茂る草木で見えなくなってしまった、
    もうこっから先は車ではいけんなと思って、いつもなら車置いて少し歩くんだが雨がまだ強い降っていたんであきらめてバックしようとして後ろを振り向いた、

    その時だ、

    俺は振り向いたその時に強い違和感を感じた、と言うか、今左側に確実に、なにか居た、前を向いてて振り向く時の一瞬しか見えなかったが確かになにか居た、寒い、異様に寒い、もう6月なんでいつもなら雨が降っててもじめじめしてて少し暑いくらいなのに今は異様に寒い、で、でも、実際見間違いじゃ?と頭によぎり見てみたい衝動にかられてしまった、まぁ実際そんなお化けや化け物なんか居るわけないわなと自分を落ち着かせてゆっくり左を見た、

    それが間違いだった、

    俺の車の左側には草木の生い茂る中に一人の人間のようなものが居た、居たと言うか実際は吊るされて居た、そう、
    首吊り死体である
    元は白い作業着だったのだろうか、雨風で茶色く変色した作業着を着ている多分だけど男の死体だった、
    顔は…思い出したくもない、
    もう人間の顔ではなかった、
    俺はそれを見た瞬間すぐさま自分の顔を後ろに向けると車にガンガン石や木が当たるのもお構い無しに鬼バックをした、俺はその時に思い出した、5キロくらい戻ったとこにUターンできるくらいの空地があったと、俺は無我夢中でバックした、
    まさかこんな目に合うなんて…
    そう思いながら俺は後悔をしまくった、その時は五キロ地点の空地まで一回も前を向かなかったんだが、
    車が石や木に当たる音以外にコンコンとなにか軽いノックのような音も聞こえていて、それがバックしてる時にずっと気になっていた、しかしもうすぐ五キロ地点と思った俺は少し安心して居た、ここまで来たら後はもう大丈夫大丈夫と、それで俺はその空地まで戻ってきた、よし、これでもう普通に運転して帰れる、そう思って俺は前を向いた、が、

    フロントガラスにあれが居た、
    半分白骨化した指先でフロントガラスをコンコンしている、あのコンコンはその音だったのだ、俺は間近で見た腐乱死体と恐怖で吐き気がして盛大に吐いた、吐いた時に一瞬だが気を失いかけた、と、思って顔をあげると何故か辺りは夕方になっていて死体もなかった、俺はゲロだらけになりながらも車を運転し家に帰ったが、今思うとあの死体はあんな誰もこない山奥で首を吊ってこのままでは草木がどんどん成長して自分の身が隠れてしまって、誰も発見してくれないんじゃないんだろうかと後悔して誰でもいいから連れて帰って欲しかったのかもしれない、
    まぁそんなん俺がしったこっちゃないがな、
    長文失礼。
    85: 名無しさん@おーぷん:2014/06/18(水)14:23:38 ID:

    うちのばあ様は昔から墓守みたいなことをやっている。
    詳しくは教えて貰えないが、平たく言えば今で言う拝み屋のようなもんらしい。
    でも普段はミシュランマン体系のどこにでもいるばあちゃんだ。
    で、このばあちゃんは墓のど真ん中にある築七十年近い木造の平屋に住んでる。
    その家がだ。
    年季の入った見た目なのは確かだが、廃墟に見えるんだよね。ぱっと見。
    んで数年前にとあるサイトでそのばあ様の家が紹介されてたんだ。
    あろうことか「怨霊の住む廃墟」として。
    いいえ、そこに住んでるのはミシュランマンです。
    まあ、それ以来ばあ様の家にひっきりなしにアホが来ては、窓から顔を出す白装束のばあ様を怨霊と勘違いして逃げていく
    もんで、悪戯好きのばあ様は非常に楽しい老後を送り、去年の冬に98歳で大往生を遂げた。

    で、私がそこに住んでるんだけど。
    やっぱり墓守なんてやってたからかはたまた私も墓守だからなのか、白装束のミシュランマンを最近見るんだ。
    ばあ様、嘘をほんとにしちゃったわけだけど。
    でもそこに私が住んでるわけで、そのうち私もネタにされんのかなあって考えたら
    私個人としてはシャレにならん。
    86: 名無しさん@おーぷん:2014/06/19(木)15:53:26 ID:

    >>84
    うお、ぞっとした。最初はせんと千尋みたいな話かと思ってたのに。
    87: 名無しさん@おーぷん:2014/06/21(土)01:11:50 ID:


    先日、実家に帰った。
    兄は結婚し、親父は他界、その日は俺と母二人で久々に晩飯食った。
    まぁふたりっきりの実家ってなかなかだだっ広くて寂しい。
    (母はいつもこの家に一人きりなのか~)
    なんて考えて久しぶりの二階の自分の部屋のベッドで
    ウトウトしてた。
    88: 名無しさん@おーぷん:2014/06/21(土)01:15:41 ID:

    すると、なんか話し声がするんだよ。
    自分の頭のちょっと先、1メートルくらい。
    ん?誰だ?って目を閉じてボーッと考えたんだが。
    俺の部屋のベッドは窓際に並行に置いてて頭の上は壁。
    え?と思った瞬間体が動かん。
    89: 名無しさん@おーぷん:2014/06/21(土)01:19:41 ID:

    で、否応なくその会話は続いてたから仕方なく聞いてると。
    声の主は母らしい。それが分かってから怖くはなくなった。
    「んー、私はもう50%くらい準備できてる」
    「無理かなぁ・・・」
    「大丈夫かなぁ・・」
    みたいな感じなんだけど、明らかに誰かと話してる感じだった。
    90: 名無しさん@おーぷん:2014/06/21(土)01:23:59 ID:

    すると、その声の主が雰囲気的にこっちに向かってきたんだよ。
    で隣に立ってる感じがした瞬間。
    全身をぐっと抱きかかえられた感覚がして、その声が一言。
    「あんたが結婚してくれたらね、もういってもいいかな~・・」
    って耳元で優しく言われた。
    91: 名無しさん@おーぷん:2014/06/21(土)01:28:46 ID:

    ひえっとなって体が動くようになって飛び起きた。
    しばらく考えて、ちょっと母の部屋を覗きに行ってみた。
    寝息を立てて普通に寝てたわ・・。
    今の彼女と結婚するって報告に来たつもりだったけど。
    その日は言い出せなかったから、母の生霊かなんかがプレッシャーかけにきたと
    マジで思った。
    92: 名無しさん@おーぷん:2014/06/21(土)01:32:08 ID:

    でおそのあとすごく悲しくなった。怖くなった。
    「50%くらい準備できてる」って死ぬ準備って事か?
    一緒に話してたのはオヤジなのか?
    じゃ、俺が結婚したら、その準備は70%
    子供ができたら90%?なのか・・・?
    とか考え出して、独りで泣いてしまった。
    93: 名無しさん@おーぷん:2014/06/21(土)01:34:50 ID:

    まぁ、次の日以降も変わりなく過ごしてたんだが。
    少し親を今以上に大事にしようと思ったなぁ・・。
    95: 名無しさん@おーぷん:2014/06/22(日)23:03:17 ID:

    僕がコンビニのバイトをしてた時の話し。

    東京のローカル線の駅前にあるコンビニで、僕は大学生のころ深夜のアルバイトをしていた。
    その店の店長のUさんがとても変わった人だった。
    Uさんはものすごく人当たりのいい人で、お客さんはもちろん、バイトにもとても優しい人だった。
    もともと同じコンビニのアルバイト上がりのUさんは、当時24歳で、年の近い僕をとてもかわいがってくれ、僕も兄のように慕っていた。

    Uさんは本当に誰にでも優しいんだけど、実は元喧嘩狂いのばりばりのヤンキーだった。
    これは隣町に住んでいた同じバイト仲間の証言で、Uさんは地元ではかなり有名な人だったらしい。
    そのせいなのか、Uさんはどんな人に対しても物怖じをすることがなかった。
    ヤンキーからヤクザ、キチガイから外国人まで、どんな人にも同じように丁寧に接し、
    相手が度を超えた悪さをすると、首根っこを掴んで店の外まで引きずり出すような怖い一面もUさんにはあった。
    でもあくまでそれは相手がバイトに手を出すだとか、商品をわざと傷つけるような度を超えた悪さをした時であって、
    それ以外の時はとても腰の低い人だった。

    そんなUさんと、たまたま深夜のバイトが一人病欠した時にパートナーを組んだ事があった。
    96: 名無しさん@おーぷん:2014/06/22(日)23:14:39 ID:

    その日は日曜日で、終電が終わり一時半の商品の搬入が終わると、
    雑誌が搬入されてくる午前三時半まではなにもやることがなくなった。
    そんな日は馬鹿話をして時間を潰すか、さもなければ交代で休憩を取るのが常だった。

    その日は明日の発注をやるからと言うことでUさんが表に出て、
    僕は事務所に引っ込んで返品するために回収した古い漫画の単行本を読んでいた。
    ところで、どこのコンビニでもそうなのだが、コンビニはお客さんが入ってくると事務所にメロディーが流れるようになっている。
    僕はさすがにUさんだけに店を任せるのが悪いと思い、お客さんが来たら代わりにレジぐらいには立とうと思っていた。
    それで漫画本を読みながらも、僕は耳だけはすましていた。
    でもその日、雑誌の搬入までの間、メロディーが事務所に流れることはなかった。
    そうして数十分のあいだ、僕は漫画を読むことに没頭していた。

    漫画を何冊か読み終え、さすがに飽きてきた僕は大きく伸びをして、事務所にある監視カメラのモニターをちらりと見やった。
    すると、モニターにはカウンターで接客をしているUさんの姿が映っていた。
    97: 名無しさん@おーぷん:2014/06/22(日)23:30:39 ID:

    メロディーを聞き漏らしたかと思い、僕は慌てて事務所を後にしようとしたが、
    そこで、僕の目はモニターに映った映像に違和感を覚えた。
    もともとあまり鮮明ではない監視カメラの映像に加え、
    店内にある五つのカメラの映像がモニターを分割して同時に映され一つ一つが小さかったせいもあり、
    顔を近づけてみてもはっきりと映像は見ることが出来なかった。

    そこで、僕はモニターの下のスイッチをいじってレジ前の映像だけをモニターに映し出した。
    そうして拡大されて映し出された映像には、全身血みどろの女性がUさんをカウンター越しに睨みつけているところが映し出されていた。

    僕は始め意味が分からず、どういう状況なのか整理しようと頭を働かせていたが、その内、それが有り得ない映像であることに気がついた。
    一つ目は、入り口からその女性が立っているところまで、まったく血が垂れた跡がないということ。
    女性は服が赤く染まるほど血を流していたから、床に行ってきも垂らしていないというのは明らかにおかしかった。
    二つ目は、女性の頭が、どう見ても欠けているように見えると言うこと。
    女性の頭は囓ったあんパンのように湾曲してへこみ、そこに血の塊のような物が溜まっているように見えた。

    僕は何度も否定しようとしたが、どうしても僕にはその女性が生きている人間だとは思えなかった。
    僕は見慣れた店内の有り得ない光景に動転し、頭が真っ白になったままモニターを見続けた。
    そんな女の人の前で、Uさんは腕を組み、仁王立ちをしてその女性を睨み返していた。
    98: 名無しさん@おーぷん:2014/06/22(日)23:42:02 ID:

    数分だろうか、数秒だろうか、
    頭が真っ白になった僕には時間の感覚が定かではなかったが、
    突然、その真っ赤な女の人の腕が動き始めた。
    その腕は真っ直ぐレジの上の監視カメラを指さすと、続いて、ゆっくりと顔を監視カメラに向けた。

    その監視カメラの映像を僕は事務所で見ていた訳で、それはまるで僕を指さしてるように思えた。
    女性の顔は血で張り付いた髪の毛で殆ど見えなかったが、僕はその女性とモニター越しに目が合った様に感じた。

    とても恐ろしかった。
    僕は全身から脂汗を流して震えながら、モニターを見つめ続けた。
    変な言い方だけど、目を離したら直ぐにでも殺されるように僕は感じていた。
    そのまま数秒目を離せずにいると、女性がまたゆっくりと動き始めた。

    女性はカウンターに背を向けると、店の奥に滑るように進み始めた。
    滑るようにと書いたが、実際は凄くゆっくりとした動きで、まるでカタツムリだとかナメクジが這っているような感じで女性は進んでいた。

    どこにむかっているのだろう?

    そう思っていたのは本当に一瞬だけで、僕は直ぐに気がついた。
    女性が向かっている先には、事務所の入り口がある事に。
    99: 名無しさん@おーぷん:2014/06/22(日)23:57:39 ID:

    僕は半狂乱になって事務所の扉に走った。
    僕は走りながら、事務所の扉は引き戸で鍵が突いていないことを思い出していた。

    鍵がないせいで、入ってこようと思えば、鍵が掛かっていない扉はすんなり開いてしまう。
    だから僕は急いで扉に張り付き、扉を手で押さえて開かないようにするしかなかった。
    扉を押さえながら顔を上げると、事務所の扉の丈夫にはめ込まれた半透明のガラスから、徐々に赤いなにかが近づいてくるのが見えた。
    僕は再び半狂乱になり、まだ誰も扉を開けようとしてはいないのに、全力で扉を押さえていた。

    耳には徐々に近づいてくるなにかを引き摺るような湿った音が聞こえてきたが、
    不摂生だけが売りの僕のような駄目大学生に体力があるはずもなく、扉を前にした攻防の前に、僕の腕は早々に力が尽きて震え始めてしまった。
    それでも痺れ始めてきた腕に何とか力を込めて扉を押さえていたが、突然、扉はものすごい力によって開けられてしまった。

    僕は咄嗟に頭をかばい体を丸めてその場に座り込んだ。
    恐怖で全身は震え、涙と脂汗が鼻の先から床に垂れるのを僕は感じた。
    もう駄目だ。殺される。
    僕は頭の中でそんな事を考えていた。
    100: 名無しさん@おーぷん:2014/06/23(月)00:09:24 ID:

    でも、いくら待っても名にも怒ることはなかった。
    恐る恐る顔を上げると、開け放たれた扉の前には誰もいなかった。
    僕はよろよろと立ち上がり、あたりを注意深く確認しながら事務所を出た。

    そこは、お客さんがいないせいで店内放送のラジオの音ばかりが大きく聞こえる、いつもの深夜の店内の様子があった。
    そうして唖然と立ち尽くす僕の目に、店の自動ドアから店内に入ってくるUさんの姿が映った。

    「おい、棚から『はかたの塩』とってくれ」

    Uさんはそう言って、ソースやケチャップを並べてある棚を指さした。
    僕がよろけながら棚に近づいて塩を取り手渡すと、Uさんは何事もなかったかのようにそれを受け取った。
    受け取ったUさんはカウンターの外からレジを操作してバーコードを打ち込むと、自分の財布から小銭を取り出して会計を済ませた。
    するとUさんは袋を千切るようにして手で開け、外に向かって力士のように塩を撒き始めた。
    「お前、ちょっと外に出て」
    そう言われて外に出た僕に、Uさんは叩き付けるように塩を何度もかけた。

    そうして一袋分塩を巻き終えると、
    「休憩するべ」
    と言ってUさんは事務所の中に入ってしまった。
    101: 名無しさん@おーぷん:2014/06/23(月)00:23:51 ID:

    跡を追って僕が事務所に入ると、Uさんは煙草に火を点け、深く煙を吐いていた。
    「ああ、びっくりした」
    一本目の煙草を吸い終えた時、Uさんはそう呟いた。

    Uさん曰わく、カウンターの中で発注端末を使って発注業務をしていたら、突然あの女性が目の前に立っていることに気がついたそうだ。
    女性が血だらけなのに気がついたUさんは、始め大けがをしてるのだと思って慌てて声をかけたらしい。
    でもUさんは、どう声をかけても反応しないその女性を不審に思いよく見たところで、初めてその女性が生きた人間でないことに気付いたと笑いながら話していた。
    物怖じしないUさんはどうやら幽霊を見ても動じないらしく、気付いた後もさてどうしたものかと悩んでいたらしい。
    そうして悩んでいるUさんに、その女性はぼそぼそとなにやら話しかけてきたとUさんは言った。

    「いっしょに来てくれる?」

    僕が聞いたのはそう話すUさんの野太い声の筈なのに、同時に、僕の頭の中では水の中から聞こえるような湿った女性の声が聞こえた。

    そう言われたUさんは、「仕事中なのでスイマセン」と間の抜けた返事をしたらしいのだが、
    そう言った瞬間、その女性からものすごい悪意のような物が溢れ始めたと、眉間に皺を寄せてUさんは語った。
    こりゃなんかとんでもないモノに目をつけられたな、そうUさんは思ったと語っていた。
    売られた喧嘩は買ってやる、そんな気持ちで思わず睨みつけてしまったと、Uさんはばつが悪そうに頭を掻いた。
    102: 名無しさん@おーぷん:2014/06/23(月)00:36:20 ID:

    そうこうして睨み合っているうちに女性が監視カメラを指さしカウンターから離れたので、
    あきらめて帰ってくれるのかと思ったと、Uさんは二本目の煙草に火を点けながら話していた。
    ところが女性が店の出入り口を越えて事務所の入り口に向かったので、慌てて後を追ったらしい。

    Uさんが女性に追いついたところで、
    「お前が駄目なら、あいつを連れてく。邪魔するな」
    そう女性は確かに呟いたとUさんは語った。

    「そう言われた瞬間に、オレのバイトに手を出す気かコイツ、って頭に血が上っちゃってさ、
     オレ、思わず髪の毛掴んで店の外に引き摺り出しちゃった訳よ。女の人に手を出すなんて、オレサイテーだ」

    そう言いながら怒られた少年のように肩を落とすUさんを見て、僕は思わず吹き出してしまった。
    走行している内に雑誌を運んできた業者のおじさんが事務所に顔を出し、僕とUさんはなんだかよく分からないまま業務に戻った。
    そうして雑誌の搬入が終わり、続いて朝刊が届けられるとぽつぽつと店にお客さんが来始め、そのまま、いつものように忙しい朝の業務が始まった。
    103: 名無しさん@おーぷん:2014/06/23(月)00:45:23 ID:

    結局、あの幽霊が何だったのか、なんで突然店に現れたのかは分からずじまいだった。
    でもそれ以来僕とUさんの絆は深まり、ごく希にではあったが、店長とバイトという関係を越え、時折一緒に遊びに行くようになった。

    そしてあの時見たのが何だったのかを語る内に、僕とUさんは心霊スポットを巡る様になった。

    「もう一度見れば、比べて検証できるだろ。一回だけじゃわからねえよ。データは多い方が、正確に予検証できるからな」

    そう言ったのはUさんだった。
    僕もその発言に同意したので大きな事は言えないが、
    その発言の時Uさんは、発注端末に映し出されたおにぎりの過去の販売実績とにらめっこをしていたことが、どうにも気に掛かってしようがなかった。
    109: 名無しさん@おーぷん:2014/07/08(火)02:06:13 ID:

    あんまり怖くはないからスレチかもだけど、当時の私にとっては死ぬほど怖かった実体験。

    小学生の頃、水泳のスポーツ少年団に所属していた。
    で、冬場はプールが使えないので体育館でマット運動とか跳び箱とかやるんだけど、その日は、うっかり教室に体育館シューズを忘れてしまっていた。
    仕方ないので同じくシューズを教室に忘れた友達と二人で取りに行くことにした。

    もう校舎内には人が残っていないらしく、用務員さんに頼んでドアを開けてもらい、真っ暗な校舎を電気点けながら進んで行った。

    目的の教室は四階。少しずつ階段を登り、二階から三階への階段の中間ぐらいに差し掛かったとき、突然『うーーーうーーーうーーー』って感じで、男の人の呻き声が聞こえてきた。微かな声とかじゃなく、ちゃんと二人とも聞こえるくらいの大きめの声。

    声が聞こえた途端、二人して階段に立ち止まり動けなくなった。
    金縛りとかじゃなくて本当にパニックでどうしたらいいかわからなくなった。
    その間も声はずっと単調にうーうー言ってる。

    とりあえず私は、何とかしなくては...という思いに駆られて『誰!誰ですか!!?』と大きな声でうす暗い階段の先に向かって叫んでみた。
    でも何の返答もなければ、呻き声にも変化がない。同じ調子でうーうー言ってる。

    私が耐え切れずに友達の顔を見て、二人の目があった瞬間、同時に振り向いて無言で階段を5段飛ばしぐらいで駆け下りた。
    呼吸するのも忘れるぐらいに走って校舎の外に飛び出した。

    外に出ても二人して何も言えなかった。無言で体育館に戻り、体育館シューズが無かったのでその日の活動は見学した。

    その後もこの友達とは変わらず中は良かったけど、この話は一度もしないまま私は翌年に家の都合で他の学校に転校することになった。本当に何故だかわからないけど、当時は誰にも言ってはいけない気がしていた。
    だから未だにあの声が何だったのかはわからない。

    もしかしたら学校に残ってた先生とかのイタズラとかの可能性もあるとは思う。
    でもあれは、生きてる人の、この世の声ではなかったとは思っている。
    人の声って前後左右の何処から聞こえたか大体わかると思うんだけど、あの声だけはどの方向から聞こえたか全くわからなかった。

    今でもあの声を思い出すと薄ら寒い気持ちになる。
    110: 名無しさん@おーぷん:2014/07/26(土)09:09:12 ID:

    大学に入ってからできた俺の彼女は小さい頃、所謂見える人だった。彼女曰く、「あの頃は小さい変な生き物とか、他の人には見えないチエちゃんってお友だちがいて、たまにとても怖いモノが見えることもあった」らしい。
    しかし、その力は、小学校に上がる頃には消えてしまっていた。だから、長い間、小さい頃に見ていたモノ達は子供特有の想像力の産物だと思っていたそうだ。

    だが、俺と付き合い初めの頃、力が消えていないことに気付いた。きっかけは俺の部屋に泊まりに来た時、俺の部屋のTVを消した瞬間、TVの黒い画面に映った俺の後ろに「長い髪の女」が見えたこと。
    「長い髪の女」を確認した瞬間、何かいる、そう思い慌ててTV画面から目を放し、俺の方を確認したが何もいなかったらしい。だが、TV画面を確認すると、やはり何かいる。

    久しく心霊的なモノを見ていなかった彼女は背筋を凍らせながらも、霊的なモノが見えると言い出したら俺に痛い子と思われると考え、何も言えなかったらしい。
    111: 名無しさん@おーぷん:2014/07/26(土)09:11:21 ID:

    しかし、時が経つにつれ「長い髪の女」の存在感は増していった。最初はTV画面や鏡等に映り込んでいるのを視認できる程度だったのが、段々視界の端で視認できるようになり、最終的には俺の後ろにたっているのを直接視認できるようになってしまったようだ。

    そうなると、彼女は俺に会うことが段々苦痛になり、俺も彼女の様子がおかしいことに気が付き、「浮気してるんじゃないか」と検討違いなことを疑うようになった。俺達の関係は段々ギクシャクするようになっていった。

    その頃から、今度は俺に異変が現れた。彼女が登場する夢をよく見るようになった。しかも彼女が登場するのは悪夢のみ。例えばゾンビに襲われる夢では、彼女を庇いながら逃げるうちに彼女が死ぬ。戦火の中彼女を探しつつ逃げ惑う夢では、彼女が俺の目の前で惨たらしく殺されてしまう。
    そんな夢ばかり見るせいで寝覚めが悪い。しかも俺が夢を見るようになったのと同時期から彼女が段々やつれて見え、なんと言うか存在感が希薄になっていった。どう表現したら良いかは分からないが、生命力的な物を削られている感じだった。
    112: 名無しさん@おーぷん:2014/07/26(土)09:13:18 ID:

    俺も段々何かがおかしいと感じるようになってきていた。元来オカルト好きな俺は、何か霊的なモノの関与を疑うようになった。そして、その疑いを確信に変える夢を見た。

    その夢はいつの通りの悪夢だった。目の前で惨たらしく死ぬ彼女を助けることができない夢。

    いつもならそこで目覚めるのだが、その夢は違った。惨たらしい彼女の死体を呆然と見つめていると、不意に白く細い腕が現れ、倒れ伏す彼女の長い髪を掴んだ。驚いた俺は、視線をその腕の持ち主に移した。腕の主は長い髪の毛で顔の隠れた女だった。

    女は彼女の髪を掴んだまま俺の方に近づいてくる。女に引きずられる彼女から流れ出る血液が、地面に尾を引いていた。女は俺の目の前に来ると、何かぶつぶつと呟き始めた。
    最初は聞き取れない程小さな声だったが、やがて何を言っているのかはっきりと聞き取れるようになった。女の呟きの意味を理解した途端、俺の背筋は凍った。
    「ねえ、この女と私どっちが良い?これはぐちゃぐちゃだよ?ぐちゃぐちゃだよ?駄目だよね、ぐちゃぐちゃじゃあ汚いよね。汚いのはいらないでしょ、いらないでしょ?私はきれいだよ、新しいよ、ほら、ほら、ねえ、ねえ!!」

    女は段々と語気を荒げながら、こんなことを言い続けた。時折、もう動かない彼女の頭を蹴ったり、踏み潰したりした。その度に「あー、また汚くなった。」と嬉しそうな声で呟いていた。
    113: 名無しさん@おーぷん:2014/07/26(土)09:16:09 ID:

    これだけでも相当恐ろしいが、俺がそれ以上に恐怖を感じたのは、女の声が彼女の声にそっくりだったことだ。彼女の声で、彼女を罵る女。俺の精神はすぐに限界を迎え、無意識のうちに「もうやめてくれ」と呟いていた。

    おれの呟きを聞いた女の雰囲気は、がらりと変わった。女は彼女の髪を掴んだままの腕をぐいっと引き上げ、何度も踏みつけられたせいで最早原型を留めていない彼女の顔を俺に見せつけた。俺は身動ぎもできず、ただ彼女の顔を見つめるしかなかった。

    暫くそのまま膠着状態だったが、やがて女が口を開いた。
    「この女、汚い。私なら」
    そう言いながら、女は髪を掻き上げ、今まで隠れていたその顔を見せた。今度こそ俺の精神は限界を迎え、絶叫した。

    女の顔は、彼女そっくりだった。彼女の顔をした女は、絶叫する俺の頬を手のひらで包み、何か言おうと口を開いた。
    そこでスマホの着信音が鳴り、目が覚めた。俺はびっしょりと汗をかいていた。

    スマホの画面を見ると、発信者は彼女だった。先程の夢のこともあり躊躇したが、電話に出た。彼女は俺が電話に出ると、
    「長い髪の女について話したいことがある。今すぐ部屋を出て。アパートの前に、その女について説明できる人と待ってるから。」
    と言い、すぐに電話を切った。
    114: 名無しさん@おーぷん:2014/07/26(土)09:18:20 ID:

    俺はすぐに外に出て彼女と合流した。その時の彼女は昨日までと違い、やつれてもいないし、しっかりと存在感があった。その事を不思議に思いながらも彼女に腕を引っ張られ、アパートの前に停まっている車に乗った。

    車には彼女に少しだけ似た女性が待っていた。彼女は、女性は自分の叔母で霊的なモノが見える人であること、彼女も今まで無くなっていた能力が戻ってきたのか「髪の長い女」が俺の側にいるのが見えることを、俺に説明した。

    ここからは殆ど彼女の叔母さんの話のまとめになる。

    ・彼女の「見える力」は小さい頃に無くなった訳ではない。
    小さい頃に見えていたモノのいくつかが彼女の守護霊的存在になったお陰で、その守護霊的なモノより弱い力の霊は近寄れなくなった。
    そのため彼女の近くに霊的存在が殆どいなくなり、結果的に彼女は霊的なモノを見る機会をなくしていた。
    「長い髪の女」が見えたのは、彼女に「長い髪の女」が敵意を抱いていたから。これについては次の項目で詳しく書く。

    ・今回の「髪の長い女」は元々俺がどこかで拾ってきた弱い霊。だが俺と彼女が付き合い初めたことで、霊が彼女の守護霊的なモノに追い払われそうになった。そのため彼女に敵意を抱き、悪霊化。俺に影響を与えること(悪夢、彼女がやつれて見える幻覚)で、彼女を追い払おうとしていた。

    ・彼女が叔母さんに相談したきっかけは、一度彼女の夢に「髪の長い女」がやって来たから。ただし、その時は幼い頃 彼女の見えないお友達であったチエちゃんが追っ払った。
    チエちゃんは元々山にいた神様的なモノ。開発で居場所を無くし消えそうだったが、よく山に遊びに来ていた彼女に付いていくことでその存在を保った。現在は彼女の守護霊的なモノの中でも強い部類の存在になっている。

    ・悪夢に登場した「髪の長い女」が彼女の姿だった理由は、俺の側に半永久的に存在しようと画策した結果らしい。夢で殺された彼女を俺が拒否(汚いからいらないでしょ?の質問に肯定的な反応を示した場合)し、生きている彼女の姿をした女を受け入れていたら、後戻りできないレベルで俺は女と融合することになっていたらしい。
    115: 名無しさん@おーぷん:2014/07/26(土)09:22:08 ID:

    ちなみに彼女からの電話がなければ、俺は完全に「髪の長い女」に取り込まれ最悪二度と目覚めなかったかもしれないと言われた。また、彼女と付き合っている限りあの女は俺に近づけないが、彼女との繋がりが切れたらどうなるかわからないとも。

    今回の話はここまでだ。
    彼女とはもう3年の付き合いになるが、今回のこと以外にも洒落にならない体験はいくつかあり、何度か彼女の叔母さんのお世話にもなっている。
    他のエピソードについても、また試験勉強の合間に書きに来させてもらおうと思う。
    117: 名無しさん@おーぷん:2014/07/27(日)02:25:14 ID:

    幽霊話といえるかどうか分からないし
    (俺の気のせいといえば言える話だけど)
    こんな真夏に真冬の話をするのもアレだけど
    何年か前の真冬に起きた出来事を書かせてもらうね
    メモ帳にまとめたら長くなったんで四分割するけど
    118: 名無しさん@おーぷん:2014/07/27(日)02:26:04 ID:


    何年か前の冬、車で夜の山道を運転していたときの話。

    冬用のタイヤを装着しているとはいえ、カーブが多い上に凍り付いた山道を走るのは緊張する。
    スリップすればガードレールを突き破って崖下にダイブする羽目になるのは目に見えているからだ。
    実際その山道では冬の事故が多く、毎年のように負傷者や死者が出ていた。
    何度かハンドルを取られそうになりつつ、慎重に運転していた。

    そのとき、不意に背後から光が差し込んだ。
    バックミラーを見ると、いつの間にかピッタリ後ろを別の車が走っていた。
    あまりにもピッタリと密着しすぎているせいで、相手に道を譲るためにスピードを落として路肩に寄ることすら難しそうだった。
    少しスピードをあげて引き離してから同じことをしようにも、折悪く、場所は急カーブの連続で路面もツルツルに凍り付いている。
    下手にアクセルを踏もうものなら崖下に真っ逆さまだ。
    苛々しつつ、慎重の上に慎重を重ねてカーブ地帯を乗り切った。

    まっすぐな道に出たので少しスピードを上げてから路肩に寄り「ほら、先に行け」と態度で示したが……
    そこで初めて、再び後ろが暗くなっていることに気付いた。
    おや、と思って振り返った。先ほどまで密着していた後ろの車が、どこにも見当たらなかった。
    途中で脇道なんてなかったはずだし、後ろの車がスリップして崖下に落ちたのだとしたら、あれほど密着されていたのだから気付かないはずがない。
    「?」
    と思いながら、再び車を発進させた。
    119: 名無しさん@おーぷん:2014/07/27(日)02:26:26 ID:


    しばらく走ると、再びカーナビから「カーブが多くなるので注意してください」的な呼びかけを受けた。
    そこに差し掛かった途端、また後ろが明るくなった。
    さっきの車だった。追いついてきたらしい。
    またピッタリと密着してくる。スピードを落とすことすらできないくらいに。

    頭に血が上ったが、怒っている場合ではない。
    慎重に、慎重に、慎重に……嫌な汗をかきながら、運転を続けた。
    途中でタイヤが「ずるっ」と滑るたびに心臓が飛び出しそうになった。
    カーナビは緊張を煽るように「カーブです、注意してください」を繰り返すし。
    後ろの車は相変わらず、ぶつかる寸前のところをついてくるし。
    それでもようやく、カーブ連続地帯を脱出できた。
    また、さっきと同じように暗くなった。直線道路に入った途端、再び背後の車は姿を消していたのだ。
    いつの間にか距離を引き離していたのかもしれないし、俺の気付かなかった脇道に入ったのかもしれないが。

    心臓はまだバクバクいっていたが、緊張から解放された安堵感よりも嫌がらせを受けた怒りの方が先立った。
    嫌がらせを通り越して、あれは事故を誘発していたのかもしれない。
    危険な運転をする車がいる、と警察に通報した方がいいかもしれない。
    あまりにも接近されていたし夜だったし、だからナンバーまでは確認できなかったが。
    とにかく腹が立って仕方がなかった。俺は車内で(目の前にいない相手に対してアレだが)罵声を吐き散らしながら山道を下った。
    勿論、直線道路とはいえ道路は氷結しているし、何度ともなくハンドルを取られるしで、慎重な運転を心掛けないと危険な状況に変わりはなかったが。
    120: 名無しさん@おーぷん:2014/07/27(日)02:27:01 ID:


    それでもようやく麓の市街地に辿り着き、一休みしようとコンビニに駐車した。
    まだ心臓の高鳴りは収まらない。
    シートベルトが何故かなかなかうまく外れないのに苛々しながら、俺は通報のことを考えていた。

    具体的に、何といって通報すればいいんだろう。
    危険な車がいます、暗くてよく見えなかったけど……で、いいかな。
    それでも何とか、覚えている特徴を挙げるとすれば……
    車体は、たぶん緑色。車種には詳しくないが、軽自動車だと思う。
    ハイビームを浴びていたから車内の様子は分からなかったけど……

    そこまで考えた途端、当たり前のように、記憶の中にある背後の車の有様が克明に浮かび上がった。
    前部がひしゃげ、フロントガラスは粉々に割れて車内は吹きさらしになっている。
    車内は青白い光に満ちており、小さな縫いぐるみや小物類が乱雑に散らばっているのが見えた。
    運転席でハンドルを握り、前のめりになってこちらを見ているのは、鼻のない女だった。
    大笑いの途中で凍り付いたままピクリとも動かない表情は、まるでプラスチックの仮面のように見えた。
    見開いた目は瞬きひとつせず、口もカッと開いたままだ。
    鼻は無理やりもぎ取られたかのように無くなっていて、顔の中央にぽっかりと赤い穴が開いているように見えた。
    ハンドルをきつく握る指は、幾つかが変な角度に曲がっている。

    何だこの記憶、と思った途端、どうして雪道とはいえ運転がしづらかったのか、どうしてシートベルトがなかなか外せなかったのか理解できた。
    俺は、ずっと震えていたのだ。
    歯の根が合わないし、指は(恐らくハンドルをきつく握りしめすぎたのだろう)ひどく痛んでいた。
    121: 名無しさん@おーぷん:2014/07/27(日)02:27:26 ID:


    後になって考えると、仮に後ろの車が俺の変な記憶どおりの惨状だったとしても、ハイビームを受けているし夜中だったわけで、そこまで克明に見えるわけがない。
    見えたのではなく、見せられていたのではないか。

    そして、そんなものが見えたのに俺が事故を起こさず運転できた理由、そして安全な場所に来てから記憶が甦った理由だが……
    多分「ここでパニックを起こしたら事故る」「事故ったら、まず助からない」と俺の無意識が判断したからではなかろうか。
    だから俺は見えていないはずだった。
    でも、実際には見えていた。意識はしていなくても体は知っていた。
    だから、ずっと震えていたのではないだろうか。

    勿論これは後付けの解釈である。
    俺の頭の中のイメージ映像がどうかしている可能性の方が高い。
    (ちなみに、一応警察には「危ない車がいる」とだけ通報しておいた。そのあとは何の連絡もないので、どうなったか分からない)

    ただ、心霊写真や心霊動画を見るたびに、このときのことを思い出す。
    心霊写真は大概の場合、変なものが写っていると後から気付く。撮影時には誰も気付いていないことが多い。
    これはもしかすると、あの冬の夜の山道と同じことなのかもしれない、と思うのだ。
    目の前に、確かに何かがいたのかもしれない。
    しかし、そういう存在を生で見てしまうのは、かなり危険なことなのだろう。
    だから脳がそれを拒絶し、撮影者は写真が出来上がるまで目の前の異形の存在を認識することはなかったのだ。
    人間の脳ってうまくできてるよな、と思うと同時に、ふと怖くなる。

    もしかすると、俺の、もしくはあなたの隣に、あちら側の存在がいるかもしれない。
    あなたの肩に顎を置いて、覗き込むようにして一緒にこれを読んでいるかもしれない。
    ただ、あなたが認識していないというだけのことで。
    122: 名無しさん@おーぷん:2014/07/27(日)02:33:04 ID:

    以上です。
    自分は幽霊話などについては基本、懐疑派だけど
    もしかすると変な存在というのは意外に身近にいて
    でも全員「石ころ帽」をかぶっているような状態なのかもしれないなー、と
    このとき思いました。終わり。
    123: 名無しさん@おーぷん:2014/07/28(月)07:29:33 ID:

    土曜日辺りに霊的なモノが見える彼女について書き込んだ者です。試験勉強が一段落したので、休憩がてら他のエピソードを書きます。ただしかなり長い。

    俺と彼女が付き合って半年位経った頃、俺の住むアパート周辺に野良猫が集まり始めた。
    誰かが餌をやるようになった訳でもない。本当に突然、ある日気づいたら野良猫の溜まり場になっていたのだ。
    別に俺は猫好きだしアパートの入り口で猫が日向ぼっこしていようが、ベランダを猫が歩いていようが一向に構わない。だが、隣人はそうはいかなかったようだ。
    124: 名無しさん@おーぷん:2014/07/28(月)07:30:07 ID:

    隣人は大層猫が嫌いな女性である。どれくらい嫌いかというと生きている猫だけでなく、置物の猫や猫のキャラクターも視界に入れたくない・
    触りたくないという徹底ぶり。
    それまで、隣人とは帰宅の時間帯が被るのでよく立ち話をしていたし、彼女とも顔見知りの仲だった。

    しかし、野良猫が集まり出すと隣人は神経質になり、廊下で出会ってもどこかイライラした風で話しかけられる雰囲気でもない。自然と隣人とは疎遠になり、猫が嫌で部屋に籠っているのか、段々姿を見ることも無くなっていった。
    125: 名無しさん@おーぷん:2014/07/28(月)07:30:47 ID:

    アパートが野良猫の溜まり場になってしばらく経った頃、俺の部屋に彼女が遊びに来た。片手にはなにやら丁寧に包装されたお菓子を持っている。お土産かな、と思い尋ねてみると、首を横に振って彼女は答えた。

    「さっき隣人さんに貰った。会うの久しぶりだったから少し話したかったけど忙しくて駄目だって。
    『最近イライラしててろくに挨拶もできなかったから、そのお詫びをかねて二人でどうぞ』って伝言を頼まれた。」
    とどこか心配そうな表情で言った。

    俺は何かの間違いだろうと思った。昨日まで大嫌いな猫に悩まされ大層不機嫌だった隣人が、今日はご機嫌。何だか不安な気分になった。
    難しい表情をしていたのだろう。彼女は心配そうな表情で俺を見つめていたがやがて言いづらそうに、あとね、と話を続けた。

    「この前俺くんが言ってた、アパートが野良猫の溜まり場になってるって話だけど。私が来る時、野良猫なんて一匹もいなかった。
    その代わり、隣人さんが真っ黒な猫を一匹抱えてた。隣人さん、猫嫌いだったよね?腕とか顔、真っ赤に腫れてた。アレルギーなのかもしれない。
    しかも腫れている箇所を爪で掻くから、所々血が出てた。それなのに、笑顔で猫を撫でているの。」
    126: 名無しさん@おーぷん:2014/07/28(月)07:31:30 ID:

    どこか怯えた表情の彼女。俺の不安が的中した。だが大きな疑問が残る。何故、隣人は嫌いな猫を、アレルギー反応を起こしながらも抱えていたのか。
    これに関しては彼女がある仮説をたてていた。

    「そもそも、野良猫が集合してきた原因は人為的なものだと思う。
    もしかしたら、隣人さんへの嫌がらせかもね。だって猫嫌いな隣人さんがいるこのアパートに、ピンポイントで猫が集まったのは、偶然というにはちょっと変だと思う。アパートの人は餌付けしていないみたいだし。
    猫がいなくなったのは、隣人さんが追い払ったからじゃないかな。どうやったのかは分からないけど、あまり友好的な手段は使っていないと思う。隣人さんが抱えてた猫、霊ではなかったけど何だか怖かったから。」

    その言葉を聞いて俺はゾッとした。追い払われた猫が怒り隣人さんに付きまとう。しかもその猫は隣人さんへの悪意を以て放たれた。
    そんなことを想像して、寒気が走ったのだ。
    127: 名無しさん@おーぷん:2014/07/28(月)07:32:13 ID:

    俺の考えを何となく読み取った彼女が、何とも言えない顔をしてベランダの方に目を向けたその時だった。
    突然、あちこちから一斉に鳴く猫の声が聞こえてきた。

    あまりのことに俺はパニックになりかけたが、どうにか正気を保ち鳴き声の出所を探る。どうやら鳴き声は俺の部屋のすぐ側から聞こえてくるようだ。ベランダの方からも、玄関の方からも。
    すると突然、部屋の壁がドンッと鳴り、隣の部屋から激しい物音とくぐもった声が聞こえてきた。
    どうしようもなく怖くて、すがるように彼女を見ると、青ざめた表情で固まっていた。しかし、俺と目が合うとすぐさま我に返り叫んだ。

    「俺くん、隣人さんの様子を見てきて!ドアを叩いて無事か確かめて!ただし隣人さんの部屋のドアは開けちゃ駄目、呼び掛けるだけ!」

    言われるがままに玄関から廊下に出る。そこで俺はやっと彼女の言葉の意図する所に気付いた。
    隣の部屋のドアの前は、野良猫たちで埋め尽くされていたのだ。
    俺の他にも異変に気づき、廊下に出ていた住人がいたが、猫たちはそれには目もくれず鳴き続けた。
    128: 名無しさん@おーぷん:2014/07/28(月)07:32:57 ID:

    俺は彼女の言葉通り猫をかき分け、ドアを叩き隣人に呼び掛けた。
    だが返事はない。部屋からは相変わらず激しい物音が聞こえてくる。
    何度か呼び掛けていると、部屋の奥の方で何か大きな音がすると同時に、ベランダの方から聞こえる鳴き声が止んだ。
    すると廊下側で鳴いていた猫たちも一斉に鳴き止み、各々好き勝手に散らばってどこかに去っていった。
    部屋からしていた物音はせず、代わりにドアの内側から彼女の声が聞こえてきた。

    「俺くん、廊下側の猫はもういない?大丈夫だったらドアを開けて。救急車を呼ばなきゃ」

    俺がドアを開けると、想像してたより部屋は滅茶苦茶になってなかった。壁に猫の引っ掻き傷があったり、彼女が部屋に入るときに外した、ベランダの網戸が転がっているくらい。(後で聞いた話だと、彼女はまず洗面器に入れた水をぶっかけて猫を追い払った。その後隣室のベランダから網戸をはずし隣人の元へ行こうとしたが、うまい具合に網戸が外れなかったため、思いっきり蹴飛ばした。
    部屋の奥から聞こえた大きな音の正体はその時の音だったらしい。)
    129: 名無しさん@おーぷん:2014/07/28(月)07:33:35 ID:

    ただ、隣人はずたぼろだった。顔や腕など、服から出ている箇所は真っ赤に腫れ上がり、自分で引っ掻いてできた傷と猫が引っ掻いたであろう傷からは血が滲み出ていた。
    部屋の端には黒い猫がいたが、部屋が騒がしくなり始めると、俺と彼女を一瞥してベランダの方から出て行った。
    やがて隣人の状態を見た他の住人が呼んだ救急車に乗せられ、隣人は運ばれていった。

    その後のことはよく知らない。大家に事情を聴かれてありのままを話したが、それきり何の知らせもない。
    ただ、あの時していた激しい物音は、隣人が黒い猫に襲われ暴れた際に発生したものであることと、野良猫がいなくなった原因はアパートの周囲にいつの間にか撒かれていたホウ酸団子であることは、大家が教えてくれた。
    130: 名無しさん@おーぷん:2014/07/28(月)07:34:24 ID:

    結局、隣人はどうなったのか知らないが、事件から1週間後には隣人の両親が荷物を引き取りに、俺を含む住人数人に菓子折を持ってお詫びに来た。

    隣人が去ったのと同時期に、隣人の真下の部屋に住む女性が引っ越していったが因果関係は分からない。ただその女性は非常に神経質で、隣人とドアの開閉音や足音について揉めていたらしい。
    事件からかなり経つが、隣の部屋は現在も空き部屋である。

    後日談として、隣人を襲った黒い猫は彼女の実家に居着いた。
    最初は彼女も警戒し追い払おうとしていたが、黒い猫は彼女に懐いてしまったため、現在では家猫として飼われている。
    131: 名無しさん@おーぷん:2014/07/31(木)00:02:05 ID:

    おーぷん2ch オカルト板百物語 2014

    ←youtube

    ←ニコニコ動画


    詳細はこちらから
    旧スレhttp://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1402996696/l50
    新スレhttp://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1406192500/

    本家2ちゃんねるの百物語の一週間後、8月30日におーぷんでも百物語を開催する予定です。
    お時間がありましたら是非ご参加ください。
    語り手、運営ともに募集中です。
    132: 名無しさん@おーぷん:2014/08/07(木)22:20:02 ID:

    この前出張中のホテルで起きた怖い体験話していい?
    133: 名無しさん@おーぷん:2014/08/07(木)23:07:48 ID:

    まとめ終わったから勝手に話す。

    俺はいわゆる出張族で月の半分は出張してるんだ。出張に行く地域は同じものの常宿はそんなにもたずにじゃ○んや楽○でその時に安いホテルを検索してる。
    うちの会社は宿泊の領収証の提出義務は特別なくて、一定額が貰えるシステムになってる。だから安く泊まれば差額は自分のお小遣い。

    その日もM県へ出張に行って安いホテルを探していた。どうせホテルは寝るだけだし、薄給の身としては安くあげるにこしたことはないのでその地域の安いビジホを予約した。そこのホテルは普通のビジホなんだが窓のない部屋を格安で提供してるって書いてあって、チェックインする頃にはもう暗くなってるし朝も別にカーテン開ける事もないしなーって思いながら値段が安いこともあって即決した。朝食付きでこの値段はあり得ないだろうってくらいの価格で。
    134: 名無しさん@おーぷん:2014/08/07(木)23:08:14 ID:

    仕事が終わって普通にチェックインして、案内された階に着くと何だか空気が重たい。
    ただ出張に行き過ぎててその辺の感覚が麻痺していたんだろうな。あんまり気にせず部屋に入った。
    その部屋はツインでドアを入って右手にユニットバス。奥にベッドが2つっていうまあ普通のビジホだった。
    ベッドは2つあっても身体は1つだから、1つのベッドは荷物置き場にしてテレビに近い方のベッドで寝ることにした。

    取り合えず飯を食おうと思って近くのラーメン屋でビールとラーメン食った。自慢じゃないが俺は酒は好きだしそこそこ強い自信があってビールの一杯くらいはお冷代わりだから酔っ払うはずがない。

    で、飯を食って部屋に戻ってから風呂に入ったりテレビを見たりしてそろそろ眠くなってきたなーって思って0時ごろに電気を消して寝た。

    寝つきはいい方なのですぐに眠りについて寝ていたら部屋のピンポンが鳴って起きた。寝つきはいいが眠りの浅い俺はピンポンで目が覚めて枕元の携帯で時間を見たら3時過ぎ。
    どうせ酔っ払った違う部屋の客がよろけてピンポン押しちゃったんだろうなー、なんて思いながらもう一度寝ようと目をつぶっていたら、またピンポンが鳴ったんだ。

    そこで俺は気付いた。


    この部屋ピンポンなんてねーじゃん。
    135: 名無しさん@おーぷん:2014/08/07(木)23:08:45 ID:

    ビジホに泊まった事がある人ならわかると思うが、普通部屋にピンポンなんてない。ルームサービスもなければ部屋に誰かが訪ねてくることもないからな。

    えっ!?って思いながらも半覚醒状態の俺はベッドから起き上がる事もせずに目をつぶっていたんだ。

    すると3度目のピンポンが鳴って間も無く廊下を子どもが走り回る足音が聞こえてきて、その足音はそのまま俺の部屋に入ってきた。間違いなく鍵もチェーンもしてある。それは朝起きてからも確認した。

    その足音の子どもは部屋に入ってきてそのまま荷物置き場にしていたもう一つのベッドで飛び跳ねはじめた。普通に子どもがスプリングのきいてるベッドでトランポリンのように遊ぶように。

    その時点で俺はgkbr。でも絶対目は開けない。開けたら何が見えるかわからない。

    するとその子どもは俺が起きているのに気付いているのか顔をペシペシ叩き始めた。

    ねーねー遊ぼうよ!と言わんばかりに。

    それでも俺は絶対目を開けずに寝たふりを決め込んでいたら飽きたのかふっと気配が消えた。何の物音もたてずに一瞬でいなくなったんだ。

    俺はそれからまったく寝れずに朝を迎えたよ。
    起きてからホテルの人に聞いたらたまにそういう報告はあるらしい。ただホテル側からしたら原因はわからないそうだ。心中があった訳でもないし、ホテルが立つ以前にもそういう事件があったことはないらしい。本当かどうかはわからんが。

    宿泊無料券を貰ったがもう絶対に泊まらない。
    136: 名無しさん@おーぷん:2014/08/28(木)18:34:05 ID:

    これは叔父が若い頃に体験した話で、今年の夏祭りの時に叔
    父が話してくれました。

    叔父は昔、E県の田舎に出張していた事がありました。仕事が一段落すると、疲れを取ろうと
    叔父は休暇を取り出張先で一緒に出張していた同僚のH氏と一緒に旅館に宿泊しました。
    そのホテルでの出来事です、2人は酌を交わしながら深夜まで他愛もない世間話をした。そし
    て深夜の2時頃になるとべろんべろんに酔った2人はベランダで将棋(酔ってるので定石とかも
    滅茶苦茶適当)を指し始めたのですが、暫く指していると叔父が外の景色の中に変なモノを見
    つけました。
    ベランダのすぐ横の庭園で白い猫が2匹、小石や酒蓋を並べて将棋をやっているのです!
    「そんな馬鹿な事が!」と叔父は驚き数分の間2匹の指す将棋を凝視していたのですが確かに
    駒の配置や動きに矛盾は無く2匹の猫は紛れも無く将棋を指していました。「おい早く指せよ」
    とH氏は叔父を急かしますが、すっかり酔の覚めた叔父は庭園に出ようと身を乗り出したのです
    が急にH氏にグイっと手を引っ張られドタドタっと部屋に放り投げらてしまいました。
    その騒ぎで猫はビックリして小石と酒蓋を蹴っ散らかして逃げ去る所を叔父は見ました。
    叔父は「お、おい!お前今の見なかったのか?猫が将棋やってたぞ!」と言ったのですが、H氏
    は「バカ野郎!悪酔いし過ぎ!ここ4階だぞ?どこに猫が居るんだ?」と言うのです。
    叔父は目を何度も擦ってベランダに出て見ると確かに下に川が流れているだけで庭園も小石と
    酒蓋の将棋盤も何処にも無かったそうです。
    その後、酔を覚まそうとホテルのホール横の台でH氏と卓球勝負をする事にした2人ですが、更
    に酒が入ってしまい酔のせいでどっちが勝てるか負けてるかは分からなかったそうです。
    しばらく打ち合っていると小学生位の子供の一団(4、5人位)が奥から廊下を走りながら近づ
    いて来るのを叔父が見た。
    何と子供達は服も浴衣も着ておらず裸で叔父は少しビックリしたそうですが、これから温泉に
    入るのか、でなければ何かの悪ふざけでもしてるのだろうと思い、すぐに意識を卓球台に戻し
    ました。
    ですが、子供達は全員温泉の部屋には見向きもせずにホールに近づいて来ました、近くで見る
    と少し黒っぽい肌をしていたそうです。
    そしてその中の一人の子供が何故か先ほどの白い猫を1匹脇に抱えていたそうです。
    子供達は叔父とH氏の横を素通りし、自動ドア横の手動扉を開けて皆外へと出て行ってしまい
    ました。
    叔父は呆けてその様子を見ていたのですが、きっと悪ふざけの方だろうな、と思うとH氏に「こ
    んな時間にどこ行くんだろな?」と聞きました、すると、H氏は「そんな子供なんて居なかった
    ぞ?」と言ったそうです。
    137: 名無しさん@おーぷん:2014/08/28(木)18:34:39 ID:

    そして、その2日後、同僚のH氏を旅館に残して出張から帰り着いた朝、叔父は東京の自宅でく
    つろぎながら一人でテレビを見ていました。
    チャンネルを幾つか替えていると不思議な番組がやっていました。
    ドロドロに汚れた白装束を着た背の高い裸足の不気味な老婆が走っているのです。
    「ホラー映画か?」と思った叔父はそのままその番組を視聴する事にしましたが、ある事に気
    付きました。
    背景にH氏と宿泊したあの旅館が一瞬映ったのです「ふうん、ロケ地はあの旅館か」そう思って
    しばらく視聴していたのですが、ずっと老婆が雑木林や砂利道や原っぱを走っている映像ばか
    りが流れ続けていて番組の内容がいまいち分かりません。
    「なんだこりゃ?映画じゃなくて前衛芸術とか実験映画とかいう奴だろうか?」そう思いなが
    ら新聞のテレビ番組欄を見てもそれらしき番組の放送予定は無く…
    「バラエティ番組って訳でも無さそうだし、放送事故か?」叔父はこの不思議な番組の正体を
    あれこれ色々と考えていたが、そのうちに眠くなり考えるのを止めてそのまま眠ってしまいま
    した。

    果たして何時間寝ていたのか分かりませんが叔父の目が覚めると窓の外は既に真っ暗だったそ
    うです。
    テレビは付けっぱなしだった…例の番組はまだ続いており時計を見ると午前3時を回っている。
    「おいおい!嘘だろ?24時間テレビの間違いじゃないのか?」叔父は驚いたのですがそのまま
    暫く番組を見る事にしました。老婆が尚も走り続けている映像に映る背景は叔父の住んでいる
    街そのものでした!しかもよく見ると老婆の手にはいつの間にか包丁が握られていたそうです。
    「馬鹿な!?ここに近づいて来てるのか!」叔父は少し怖くなってテレビを消しました。

    ブウ-ン

    という音と共にテレビが独りでに点いた。
    叔父は恐怖を感じてテレビの電源ケーブルをコンセントから抜き、部屋中のドアや窓の鍵を閉
    めてベットに潜り込む…
    ベットの中から恐る恐るテレビを覗く…そこには老婆はもう映っていませんでした。
    旅館で見た黒い肌の子供達が叔父の家のドアを内側から力いっぱい手で押している映像が映っ
    ていました。
    「きっとドアを壊してアイツを部屋の中に入れようとしているんだ!どうしよう!?」
    叔父は何も出来ずにベットの中で震えていました。
    すると画面が突然切り替わって包丁を持った老婆が階段を上って来ている映像が写りました…
    「やばい!家のマンションじゃないか!」ベットの中で震えている叔父は腰が抜けて一歩も動
    けなかったそうです。
    とうとう叔父部屋ドアの前で老婆が立ち止まりました そして…
    138: 名無しさん@おーぷん:2014/08/28(木)18:35:52 ID:

    コンコン…

    テレビでは無く現実にドアをノックする音が聞こえて来ました。
    この時叔父はショックで失禁していました。
    ですが、次の瞬間  「夜分失礼します!叔父さんですか?お久しぶりですF子です!叔父さん
    開けてくれますか?大事なお話があるんですが…」F子さんというのは叔父の大学時代の元恋人
    である。
    叔父はF子の声を聞いてベッドから出ようとしたが、テレビをもう一度見ると物凄い勢いで包丁
    の柄でドアをガンガンやたらめったら叩きまくっている狂った老婆の姿が映されていた。

    コンコン

    「叔父さん?本当に夜分にごめんなさい!大事な用なんです!」
    F子の優しい声とノックの音は現実に聞こえるが、テレビのスピーカーから流れる老婆の凶悪
    な破壊音は現実には聞こえない。
    何だこれは!?F子が助けに来てくれたのか?F子に霊感なんてあったのか!?混乱してそんな
    事を思っていた叔父はF子に助けを求めようとベットから出る。
    するとまたテレビの画面が切り替わり黒い子供達が映り込む。
    子供達の一人が手に何かを持って玄関の壁に文字を書き出した、叔父はテレビ画面を凝視する。
    「えふこはにせものでたらころされるよ」
    ひいっと叫び尻餅を付いた叔父。

    コンコンコンコン

    「どうしたんですか?叔父さん開けて!おねがいします!」精神が限界に達した叔父はベット
    に戻りそのまま朝まで震えていた。
    朝6時頃…ベットから顔を出すとテレビは普通に戻っていた。
    ドアの方は恐怖で見る事が出来なかった為大家さんを携帯で呼びドアの周囲を確認して貰った。
    すると…
    「あらやだ!酷い!なあにこれ!泥棒じゃ無いわよね?暴走族でもイタズラだれたのかしら?
    ドアがベッコベコじゃない?何があったの?」と言うので恐る恐る見に行く・・・べっこべこ
    どころでは無かった。
    ドリルで付けられた様な穴が無数に空いており、ドアの中心部はグシャグシャに凹んでいた。
    どうしてここまで破壊されていながら中に侵入されなかったのか不思議だと大家さんは言った
    そうだ。
    きっとあの黒い子供達が守ってくれたんだろうか?
    その日、叔父はF子さんに確認の電話を入れたんだけど当時の大学時代の固定電話番号はもう
    使ってないみたいで音信不通なので確認不能。
    叔父はすぐにドア代を弁償し部屋に自分の荷物を全部放っぽって引っ越した。
    その後は不思議な猫にも子供にも老婆にも出会って無いそうです。
    「あれは何だったんだろう?」と叔父は言っているけどホントなんなんだろう?地霊か何か?
    139: 新宿二丁目のあいつ:2014/09/05(金)22:30:05 ID:

    あいつはやばい
    俺は逃げた
    140: 名無しさん@おーぷん:2014/09/05(金)23:24:37 ID:

    アナルが痒いの
    そう思った時、いつも僕の菊の花を優しく掻いてくれる何者かの手の感触があった
    支店長のトニーだった
    トニーは僕にこう言った
    「店長・・・いるんだろ?お前の・・・中にさ・・・」ホジホジ
    141: 名無しさん@おーぷん:2014/09/10(水)05:33:31 ID:

    フェイク有

    昔から何故か変な相談をよく受けた。

    その日も、友達のお母さんから、最近知り合いの子供がちょっとおかしいという相談を受けた。相談というか、愚痴というか。世間話みたいなもんだろうか。

    その子供が、何もない壁に向かってずっと話しかけているとか、行ったこともない場所の話をするとか、そういった類の話だった。
    子供らしい、見えないお友達がいるんだろうと、笑い話として話していたが、表情は優れなかった。

    妙に気になって、詳しく聞いてみると、不自然に話を終わらせようとしてくる。が、どうやらお母さんも気になることがあるらしく、ポツリポツリと、断片的ではあるが、話してくれた。

    最初は子供のよくある妄想と思っていたが、あまりにも子供の変化が急激過ぎて戸惑っている。
    幼稚園から帰ると、庭の隅にうずくまって延々と壁に話しかけている。
    それに、その友人夫婦の仲もなにやらギクシャクしている様子。
    とのこと。

    目を閉じて、イメージしてみる。
    142: 名無しさん@おーぷん:2014/09/10(水)05:45:39 ID:

    真っ暗な中、ふわふわと揺れる白い光のイメージ。
    それはだんだん近付いてきて、やがて意味のありそうな形へと変化する。
    最初は犬に見えたが、どうやら違う。

    「狐?」

    そう呟いた瞬間に、イメージの白狐は歯をむきだして眼前に迫ってきた。
    驚いて目を開ける。

    友母「狐?」

    私「はい。多分、ですけど。でも生きてる狐じゃないような。パッと浮かんだイメージですが、神社の隅の祠に置いてあるような、陶器の白い狐みたいな…」

    友母の顔色が変わったのが見えた。

    友母「その子供が宝物って言って見せてくれたことがあるの、狐の置物…」

    私「多分、それが原因です」

    友母「それを捨てれば、良くなるの?」

    私「男の子と、その狐のイメージが、かなり重なって見えました。捨てたら逆に危ないかも」

    友母「わかった。今度そのことも話してみるね」

    その日の話はそれくらいで終わりました。
    143: 名無しさん@おーぷん:2014/09/10(水)06:00:41 ID:

    後日

    友母「あの狐の置物の話。聞けたよ」

    友母の話によると、子供が宝物にしている狐の置物は、庭の隅に埋まっていたものを、子供が見つけたものらしい。
    友母から置物の話を聞いた母親は、流石に気味が悪くなり、子供が幼稚園に行っている間に狐の置物を隠したそうだ。捨てるのは縁起が悪いと感じたのかもしれない。
    だが、気が付くと子供は何故か狐の置物を見つけていて、大事に持ち歩いているという。
    絶対に子供の手に届かない場所に隠しても、絶対に見つけて持ち歩いているというのだ。
    子供の話だと、狐の置物が呼んでくれるから、何処に隠してあってもわかると言っていた。

    友母「どうにかならない?」

    私「………」

    正直、私の手には余ると感じていた。
    目を閉じてイメージしても、もうなんのイメージも湧かない。完全に拒絶されている。拒絶されている今が潮時だと感じていた。これが敵意に変わったら、対処のしようがない。

    私「はっきり言うと、縁を切るくらいしないと、危ないと思います。少なくとも、距離は置くべきです」

    友母「でも…」

    気持ちもわかる。こんなオカルトじみた話を真に受けて、リアルの友人関係を破綻させるのも、逆に頭のおかしい人と思われても仕方ない。

    この結末を知るのは、数年経ってからとなる。
    144: 名無しさん@おーぷん:2014/09/10(水)06:15:02 ID:

    数年後

    友母「あの狐の置物の話、覚えてる?」

    私「はい。覚えてますよ」

    友母「あれからね、本当に怖い話になっちゃって、私も最近聞いたんだけどね…」


    子供は相変わらず壁に向かって話しているし、庭から出ることすら嫌がり、引きこもりのようになっていた。
    小学校に上がる年だというのにこのままでは、と、不安も募る。
    夫婦仲もほとんど冷め切っていた。
    そんなある日、子供が両親にお願いがあると言ってきた。
    そのお願いとは、子供がいつも佇んでいた庭の片隅を掘るということ。
    夫婦は子供と一緒にその場所を掘った。
    そこには、石で出来た、小さな社が埋まっていた。
    夫婦が建築業者や、以前の土地の所有者に話を聞いて見ても、何にもわからなかった。
    だが、社は出てきた。一緒に一つの狐の置物も掘り出したという。
    夫婦は一番驚いたのは、その掘り出された狐の置物、子供が大事に持っていた狐の置物と、どうやら対になるものだということだった。

    形も、大きさも同じ。
    そして、左右対称。

    夫婦は出てきた社を庭の隅に設置し、近所の神社にお願いして、お祓いのようなこともしてもらったという。

    子供はいつも大事に持っていた狐の置物をその社に置いて、壁に向かって話しかけることも止み、今は普通に小学校に通っているという。
    145: 名無しさん@おーぷん:2014/09/10(水)06:23:42 ID:

    友母「これが、その子の写真」

    私「あれ?女の子だったんですか?」

    友母「そうよ。言ってなかったっけ?」

    携帯画面の中で笑う、黄色い帽子の、赤いランドセルを被った女の子を、私はジッと見つめた。
    嬉しそうに笑う女の子は、狐のようにニッコリと目を細めて笑っている。

    狐のイメージと重なって見えたあの男の子は、いったい何だったのだろうか。

    ひょっとして、女の子が壁に向かって話しかけていたのは、狐ではなかった?
    私の中では、狐のイメージも、男の子のイメージも全く消えていない。

    社を祀って、それで本当に解決したのだろうか?

    いくつも疑問は浮かんだが、私は何も言わなかった。
    目を閉じてイメージしてみる。男の子の顔が、グニャリと歪んで狐のように笑った。


    終わり
    146: 名無しさん@おーぷん:2014/09/18(木)04:36:12 ID:

    当時の彼女が住んでいたワンルーム。

    安さだけで決めたというだけあって、壁は薄いし夏は暑くて冬は寒い。
    おまけに築年数もかなり経っていて、トイレはお風呂場と一緒のタイプ。

    玄関入ってすぐに狭くて細いキッチンスペースがあり、その先に8畳のリビングがあった。
    角部屋だった為、外階段を昇り降りする音も聞こえてくる。

    彼女はだいぶ図太い神経をしていたのか、全く気にならないと言っていた。
    偽物ではない、本当にサバサバとした男友達のような性格に惚れて付き合っていたんだ。

    とまあ、前提はこれくらいで。

    俺も一人暮らしをしていたんだが、大学もバイト先も俺の部屋の方が近かったせいか、ほとんど俺の部屋で半同棲のような形で生活していた。
    何度か彼女の部屋に遊びに行ったことはあるが、初めて泊まったのは付き合って二ヶ月くらい経ってからのことだった。

    部屋に入るなり、彼女はうーん…とうなりながら、狭い部屋をパタパタと片付け始めた。
    俺の部屋と比べたらかなり片付いている(というよりものが少なすぎる)のだが、彼女は気になるようで、せっせと俺がいられるスペースを作ってくれた。

    話に聞いていた以上に壁が薄く、静かにしていれば隣の部屋のテレビの音も聞こえてきた。
    当然、彼女もBGMがわりに見もしないテレビをつけて生活音を消していた。

    お酒も入っていたので、狭いベッドに抱き合う形で布団に入り、ムラムラする気持ちは抑えてその日は早めに眠ることにした。
    147: 名無しさん@おーぷん:2014/09/18(木)05:05:52 ID:

    慣れない布団で眠ったからか、夜中に目が覚めた。
    彼女を起こさないようにベッドから降りて、小さなテーブルの上の飲み物に口をつけた。

    ふと、誰かが呟くような声が耳に入ってきた。
    彼女の寝言かと思ったが、どうやら違うらしい。
    息を殺して耳を澄ませていると、その呟きが何を言っているのかが耳に届いた。

    「出て行け…出て行け…」

    小さく小さく囁くように、その言葉だけを繰り返していた。
    鳥肌が立った。
    彼女を起こして、コンビニに行こうと誘った。とにかく一度、この部屋から出たかった。
    彼女はめんどくさいと言いながらも付き合ってくれた。

    「なあ、隣の部屋の人、ちょっと変だって」
    「ん?なんで?」
    「ずっと小声で、出て行け、出て行けって囁いてるんだもん」
    「あー。あの声か。貴方にも聞こえたんだ」
    「どういうこと?」
    「あれ、隣の部屋の人じゃないよ」
    「え?」

    俺自身、そのときまで幽霊やら心霊現象やら全く信じていなかったんだ。
    でも、よくわからないんだけど、直感でこれは「そういうもの」だったのかと、ストンと腑に落ちて納得してしまった。

    「部屋のものをちょっと動かしたり、たまにピシピシ音を鳴らしたり、視界にチラチラ入るくらいだから気にないのが一番だよ。何か言っててもテレビつければ聞こえないしね」

    彼女の神経の太さに驚いた。
    そして、自分の肝っ玉の小ささにも。

    彼女がいる心強さを頼りに部屋に戻ってみると、声は何にも聞こえなかった。

    「ほらね、気にしないのが一番だよ」

    彼女はそう言ってベッドに入った。
    だが、俺はテーブルの上に置いたはずのペットボトルが倒れているのを見て、もう二度とこの部屋には泊まらないと心に決めた。

    怖さでまるで寝られなかったし、やっぱり声は聞こえてきた。
    この日以来、変なものが見えたり聞こえたりするようになってしまったことが、一番洒落にならないことだと思っている。
    148: 名無しさん@おーぷん:2014/09/18(木)05:47:30 ID:

    眠れないので続けて。

    図太い彼女は子供の頃から、そういうものを見たりしていたらしい。
    だが、他人に話しても信じてはもらえないし、基本的には誰にも話さないで過ごしてきたそうな。
    でも、共通の体験をしたせいか、俺には色々と教えてくれた。

    彼女が教えてくれた話の一つをしてみる。

    彼女の祖父が、高校生のときに亡くなった。
    一緒に住んでいたので、当然お通夜も葬儀も自宅ですることになった。
    親戚が何人も泊りに来て大変だったという。
    お通夜の夜は、線香とろうそくの火を絶やさないように、交代で寝ずの番をするというので、彼女も親戚と一緒に起きていたが、どうにも眠くなり、交代してもらった。
    二階の自分の部屋に行き、ベッドに入るとすぐにうとうとし始めた。

    と、そのとき、窓がコツコツと叩かれる音に気付いた。

    コツコツと叩き、またしばらくするとコツコツと叩く。

    一緒の部屋に寝ていた従姉妹もその音に気付いたらしく、目を覚まして彼女に話しかけてきた。

    「何の音?」
    「窓じゃない?」
    「おじいちゃんが来たのかな?」
    「おじいちゃんなら家の中にいるでしょ。あれは別のもの」

    彼女が素っ気なく答えると、従姉妹は真っ青な顔をして、彼女の布団に潜り込んできて震えていたらしい。

    彼女は従姉妹を撫でながら、そのまま寝たが、何度か従姉妹から起こされたと笑っていた。

    俺は鳥肌が止まらないし怖いし、彼女は笑っているし、なんだかよくわからなくなった。

    「火車っていう妖怪。知ってる?」
    「かしゃ?」
    「生前、悪いことをした魂を地獄に連れて行くっていう妖怪なんだけどね」
    「おじいちゃん、なんか悪いことをしたの?」
    「そうじゃないよ。でも、あのとき来たのはそれに近いものだと思う。凄く飢えてるような、そんな感じだったから」
    「なんか怖いな」
    「あと、私は寝てて気付かなかったんだけど、夜中に一回、インターホンが鳴ったんだって」
    「誰が来たの?」
    「誰も」
    「玄関開けたら誰もいなかったとか?」
    「ううん。誰も玄関は開けなかったってさ。こんなときに来るようなのは悪いもんだ!って誰も出なかったらしいよ。流石、信心深い田舎の人だよね。あとインターホンの画像にも、何にも映ってなかったしね」

    彼女の説明によると、最近のインターホンは押されると防犯のためか、自動的に録画する機能があるらしい。

    「てことは?」
    「インターホンが押されたのは事実だってこと」

    また鳥肌がたった。
    149: 名無しさん@おーぷん:2014/09/25(木)16:32:36 ID:

    不思議な穴

    僕が子供の頃に住んでいた広島の田舎には青いバッタ
    が居た、本当に真っ青なのだ。
    この前ニュースで突然変異で赤くなったバッタが発見
    されたらしいけどそれと関係あるのかもしれないが分
    からない。
    僕が近所の山の中に作った秘密基地、その裏にある子
    供2人が通れる位の小さな洞窟で青いバッタを見つけた。
    洞窟の奥は真っ暗で怖くて2m以上中に入る気にはならな
    かったが、それも結構沢山バッタが居て30匹位捕まえた
    バッタの中の3、4匹は青いバッタだったと思う。
    「青いバッタを見つけた」と母に見せに行ったのだけ
    れど、「嘘おっしゃい!バッタが青い訳がないでしょ?
    きっと誰かがバッタの巣にペンキでも塗ってイタズラし
    たのよ」と言われ全く信じてもらえず、青いバッタだけ
    その場で庭に捨てられてしまい、残りは佃煮の材料とな
    られた。
    悔しくてもっと沢山バッタを捕まえてやろうと思い、洞
    窟の奥に行けばもっと青いバッタが見つかると思って、
    日曜日に洞窟の中を調べてみる事に決めた。
    自分でオニギリを4個作って一番大きな虫籠と愛用の虫取
    り網に父の懐中電灯とバッタを誘き寄せる為のハチミツ
    瓶(家から勝手に持ち出したのだが当時はバッタがハチミ
    ツが好物だと勝手に思っていた)の完全武装で洞窟に向か
    った。
    懐中電灯を使っても洞窟は薄暗かったがバッタが居ると
    信じて10分位歩いた。
    一旦戻ろうかと思った時に足が滑って下に落ちた。
    これはジェットコースターより怖かったけど、落ちた後
    に何が起こったのかはよくわからない。どこに落ちたの
    かもよくわからない。
    目が覚めると洞窟の外に居た、辺りはもう夕方でそして
    何と素っ裸だった。
    靴も履いてないし、虫籠もハチミツの瓶もオニギリも無
    くなっていた。
    そして残っていた虫捕り網を見てギョッとした!虫捕り
    網の中には筍が6個詰め込まれていたのだ!
    何が何だかわからずにその虫捕り網を持って裸で家まで
    泣きながら走って帰った。
    泣きながら母と父に説明したが、服や靴などを盗られた
    事は信じてもらえず家族会議では靴を無くした事を誤魔
    化す為の嘘だとレッテルを貼られてしまい暫くおこずか
    いをカットされた。
    だが、季節外れではあったが筍が手に入って母は喜んで
    くれて筍づくしを作ってくれた。
    青いバッタはそれ以来僕のトラウマとなってしまった。
    あの時、洞窟で衣服と靴とハチミツ瓶とオニギリと虫籠
    を盗って筍をくれたのは一体誰だったんだろうか?
    150: 名無しさん@おーぷん:2014/09/25(木)18:47:37 ID:

    あと、もう一つ聞いた話がありますので投下しときます。
    151: 名無しさん@おーぷん:2014/09/25(木)18:48:38 ID:

    ガフの部屋

    ガフの部屋ってゲームしりませんか?ある時期ブームになったらしいん
    ですけど、探しても見つからないんですよ。
    ゲームの内容はごく普通のRPGで舞台は現代で主人公とその相棒の動物
    が都会に巣食う悪霊や妖怪を退治していくっていうストーリーで2002年
    頃に個人制作されたフリーゲームらしい。
    でもこのゲームには怖い都市伝説があって、聞く所によると自分が飼
    ってるペットと一緒にゲームの世界に入ってプレイ出来るらしいです。

    その方法はまず

    1:ゲームの中で最初に主人公の名前を付ける時に自分が飼っている
    ペットの名前を入力する事。
    2:ゲームの主人公の相棒の動物を選ぶ時に自分が飼っているペット
    と同じ動物を選ぶ事。
    3:2で選んだ動物に自分(プレイヤー)の本名を入力する事。
    4:1、2、3を入力した後ゲームを通常通りプレイした後セーブする事。
    5:1、2、3、4全てを終えれば準備は完了で、その日は何もせずすぐに就寝する事。

    以上です。するとゲームの中で取った行動と全く同じ夢を見る事が出来
    るらしいです。
    ただ、夢ではペットの魂は飼い主に飼い主の魂はペットの体に宿るそう
    です。
    あとこのゲームには最後に主人公が悪霊に取り憑かれて発狂し相棒を生
    きたまま食い殺してしまうバットエンドがあるらしいです。
    152: 名無しさん@おーぷん:2014/09/27(土)08:34:42 ID:

    サバサバ彼女の話をした者です。

    暇なので今日も勝手に投稿させてもらいます。

    彼女とはバイト先が一緒になり仲良くなったのがきっかけで付き合ったんですが、その仲良くなった経緯が、ちょっと変だったのを思い出しました。

    居酒屋でバイトしていたので、バイトが終わると賄い飯が出るのが魅力的でした。
    着替えて、賄いのどんぶりを持って休憩室に入ると、先に上がっていた彼女がいました。

    「お疲れさまです」
    「ああ、お疲れさまー」

    無愛想に感じましたが、彼女の前に座って賄いを食べ始めました。
    先に食べ終わり、少し彼女を観察していると、彼女が、

    「ごめん、ちょっとタバコ吸っても良い?」
    「え?うん。べつに良いけど」

    タバコに火を付けて灰皿に置きました。
    でも吸ったのは最初の一口だけで、あとはそのまま半分くらい灰になるまで置きっぱなし。

    「タバコ、いいの?」
    「うん。こうしとくと彼が喜ぶから」

    素っ気なく答えた彼女に、なんだ、彼氏がいるのか…と、残念に思ったのを覚えています。

    その後も、何度か一緒になるうちに、タバコに火を付けて放置、を何回か見ましたが、しばらくして彼女の妙な喫煙はなくなりました。

    「タバコやめたの?」
    「あー…うん。そんなとこ」
    「彼氏と別れたの?」
    「別れたってwまぁ、彼がいなくなったのは確かだね」

    よし!と思って彼女にアピールして付き合えるようになったのは、これから一年後くらいのこと。

    で、付き合って、彼女が見える人だと分かってから教えられたのは、彼女が休憩室でタバコを吸ってたのは、休憩室にいた男の霊がタバコ好きだったから、って話。
    俺、幽霊に嫉妬してたらしい。

    彼女は勘が良いから俺の気持ちにも気付いていたけど、あえてそういう態度をとっていたらしい。
    153: 名無しさん@おーぷん:2014/09/27(土)09:12:03 ID:

    続けて。

    彼女は勘が良いというか、人の心が読めるんじゃないかというくらいに、人の気持ちに敏感だった。
    そのせいか、あまり人と深く付き合うということはしていなかったし、特定の仲良しグループというものも持ってなかった。
    しいて言えば、バイト先は相性が良かったのか、バイト先のメンバーとはよく一緒にいた。
    そのバイト先の店長ってのがまた変わってたんだけどね。

    ある日、開店前に立て続けに面接が入ってて、店長が仕込みが出来ずに俺が一人でてんやわんやしてた。

    面接の終わった店長が、面接にきた人の履歴書を見ながら悩んでた。
    俺も見せてもらったが、悩むまでもないんじゃないかな?と思うくらい、申し訳ないんだが、容姿に差があった。
    一人はイケメンタイプで、いかにも仕事が出来そうな感じ。もう一人はお世辞にも美人とは言えない、地味なタイプ。
    俺は店長がなんで悩んでるのかわからなかった。

    そこへ、お店の掃除をしていた彼女がやってきた。

    店長「ねーねー彼女ちゃん。さっきの面接に来てた子、採用するならどっちが良いと思う?」
    彼女「女の子の方。男の方は、ヤルことしか考えてなさそうで、生理的に無理」
    俺「そんな、見た目でそこまで言うなよw」
    店長「でも彼女ちゃんがそう言うなら、そうなんだろう。よし、女の子を採用ね♪」

    その時は正直ええー?って思ったが、彼女の分析?は正しかったことが後で分かった。
    男の方は俺と彼女と同じ大学の先輩で、聞いてみると割と有名な先輩だった。女垂らしで。

    後から店長にそのことを話して見たら、

    店長「流石、彼女ちゃんだね。あの子は人を見る目があるから。俺君を採用したのも、彼女ちゃんが決めたようなもんだからね」
    俺「そんな適当で良かったんですかw」
    店長「適当じゃないさ。信頼してるからね」

    なんというか、若いのに悟ってるなぁとは思ってた人だったが、信頼って言葉をカッコ良く感じたのはこの時が初めてだった。

    それからも、彼女が人のことを言い当てたり、考えてることを先読みして気遣ってるとこを見ているうちに、本当に彼女は人の心が読めるんじゃないか、と思うようになった。

    ふと、気になって彼女に聞いてみたことがある。

    「彼女はなんでこの店で働こうと思ったの?」
    「店長が好きになったからかな」
    「ちょwまじで?」
    「うん。人の気持ちがわかるっていうか、理解してくれるとことかね」
    「ヤキモチ妬いちゃうだろw」
    「大丈夫。そのヤキモチは無駄だよ」
    「わけわからん」
    「ああいう、誰にでも心を開いてる人は珍しいから」


    彼女はほんとに、人の心がわかるんだと思った。
    154: 名無しさん@おーぷん:2014/10/05(日)08:16:25 ID:

    かれこれ10数年前の話。
    当時、富山にある会社の寮のアパートで1人暮らしをしていた時の出来事。

    夜10時はとうに過ぎていたと思う。部屋でくつろいでいると、突然、インターホンが鳴った。
    こんな遅くに誰だと思いつつ、恐る恐るドアを開けると、そこには30代位の男が1人、たたずんでいた。

    「夜遅くにすいません。布団屋の者です。今、使ってる布団を見せてください。
    よろしければ、部屋に上がらせてもらってもいいですか?」とのこと。

    「勘弁してよ、こんな遅くに何言ってんの?帰って!」
    と、その男を追い払おうとしたところ、

    男は態度を一転させ、
    「オマエ、誰に向かって口きいてんだ?」と逆切れ。

    (おわり)
    155: 名無しさん@おーぷん:2014/10/06(月)20:23:01 ID:

    チリで最悪な犯罪者に絡まれた話

    実話です。
    これは、南米旅行が趣味だった頃チリの古代遺跡で有名なとある島
    に行った時の話。
    ある夜、有名な観光地の商店でもの凄いDQNっぽい格好したアジア人
    の男が現地の商店で買い物してた少女にしつこく詰め寄ってたんだよ。
    んで、明らかに少女は涙目になってて嫌がってるのに男は大声で
    なんかまくし立ててんのよ。
    しかも片方の手をズボンの中に突っ込んで何やら〇〇〇をモゾモゾ
    といじってなさる。
    声聞いてたら明らかに酒に酔ってる感じの日本語・・・うわ
    最低だなぁ・・・ロリコン変態の日本人かよー最悪じゃん!この恥
    さらしが!って怒鳴りつけてやろうかと思ってたら、店の外から派手
    なギャル風の格好をした20代位の女が入って来て男に向かって何か
    喋りかけて来た。
    すると男は何事も無かったかの様に〇〇〇いじりを止めるとササーと
    その女の所に行って何やらゲラゲラと談笑しはじめた。
    少女はどっかに走って店から出て逃げたので俺は安心した。
    ギャル風の女は最初はムスッとして話を聞いていたが暫く男と談笑を
    した後店を出て一緒にワゴン車に乗った。
    男は窓から酒缶をポイッと投げ捨てるとワゴン車は夜道に消えていった。
    次の日、観光地巡りをしてる時またソイツに出くわした。
    昨日のギャル風の女を連れている。
    今日は〇〇〇はいじくって無かった様子だが、相変わらず酒缶を手に
    持ってゲラゲラ笑っている。
    その声を聞いたらまた嫌な気分にさせられた。
    一秒もその場に居たく無いので帰る事にして男の横を通り過ぎるよう
    とした時だった。
    酔ったソイツがすれ違い様に蹴りを入れて来た!頭に来てソイツを睨
    んだんだけど、ソイツも睨み返して来た。
    で、「お前昨日俺の女ジロジロ見てただろ?殺したろうか?あ?」と
    か言ってきたので「ええ、そうですよ!店で大声で騒いでたので迷惑
    な人達だなあ・・・って思ってつい見入ってしまいました(笑)」って
    言ってやった。
    そしたら「んだクソコラッ!」って大声で怒鳴られて酒缶で思いっき
    り殴られて俺は倒れた。
    そしたら周りに人が集まって来てギャル風の女も「やめなよセキくん!
    私気にしてないから暴力はやめよ?小学校の先生になるんでしょ?」と
    か大声で言って男を抑えてくれた。
    だけど男の方は俺とギャル風の女に唾吐きながら大声で「お前が売って
    きたんやどが!どうすんだぁ!甘ったれてんじゃねえぞ?」とかわけが
    わからない事を延々と怒鳴り散らしていた。
    その後で野次馬の誰かが警察を呼んだらしく男はどっかに連行された。
    俺は「ざまあ見ろッ」と吐き捨てると面倒なのは嫌なので野次馬に紛れ
    速攻でその場を後にしたので警察のお世話にはなってない。
    その日はどっと疲れたのでホテルに付いたらそのままシャワーも浴びず
    にベットにダウンして寝た。
    156: 名無しさん@おーぷん:2014/10/06(月)20:23:43 ID:

    その夜不思議な夢を見た。

    パンフレットで見たポリネシアの部族酋長の格好をした男性が俺の眼の
    前に立っていた。
    手に何か持って俺の額にくっつけている・・・恐る恐る見上げるとそれ
    は拳銃だった!
    酋長は銃口を俺の額にくっつけたまま無表情で俺の顔を眺めている・・・
    「やッべー!殺される何だ?何だ?強盗か!?」
    と俺は思った。
    蛇に睨まれたカエルが如く暫く動けずにいると、俺と酋長の横を小さな
    女の子の手を引いてあの酒缶野郎が通り過ぎて行く!「おい、早く逃げ
    ろ!警察呼んでくれ!」って俺が咄嗟に叫んだが酒缶野郎はこっちを振
    り向きもしない…「お前何やってんだ?」
    そう言ってよく見ると女の子は大泣きして必死で足をつっぱているが酒
    缶野郎は汚い言葉で少女を怒鳴りながら無理矢理腕を引っ張りワゴン車
    の方に歩いて行く…瞬間、酒缶野郎と俺の目が合った。
    なる程、はじめからソレが目的の御旅行ですか?で、この物騒な玩具持
    ってる酋長のおっさんはお前のクズ友達って訳ね…

    ブッチーン

    俺の頭の奥で太っとい弦が弾け切れる様な音がした。
    中高大学時代に柔道部で培った神速の回り込+固技で酋長の左肘関節をバ
    キバキに粉砕してあさっての方向にブチ折り拳銃を奪うと躊躇無く酒缶野郎
    の太腿に5連発で弾が無くなるまで鉛をブチ込んでやった。
    酒缶は地面に崩れ落ちて汚い悲鳴をあらげる・・・それでも俺は怒りが
    収まらず両肩関節外してちょっとグリグリと痛めつけてやろうと酒缶野郎
    に近寄ったが後ろから

    「もう、お前が良い奴なのはもうわかった疑って悪かった」

    って野太い声が聞こえた!急いで後ろを振り向いた瞬間!俺はベットから
    転げ落ちて左手を思いっきり床に打った。
    157: 名無しさん@おーぷん:2014/10/06(月)20:23:55 ID:


    「いってえ」

    だが悪い気分では無かった。「あの酒缶〇〇〇野郎ざまあみたけー」って
    嘯きガッツポーズをして二度寝したった。
    それから数日後、泊まってるホテルの部屋でネットを観てたらソイツが逮
    捕された事が日本でも話題になってた。
    「ざまあみろ!あ、でも酒缶野郎が自白したら裁判所とか呼れるのかなあ?
    めんどくせえなぁ」とか思ってたが、逮捕理由を読んでみて仰天した!
    信じられるか?何と世界遺産である観光地の遺跡に自分と女の名前を彫っ
    たんだとよ!しかも修復不可能な位深々と・・・・
    ふっざけやがって!あのキ〇〇〇そんな事までやってたのかよ!ってもう
    一度ブチキレた。
    大分前のニュースだったし匿名報道されてたせいで覚えてる人は少ないと
    思うけど、知ってる人は知ってる事件だよ。
    何が腹が立つってさあ!あの男がチリで傷つけた遺跡は昔は荒れ放題だった
    のを日本の商社がチリ海軍と協同で不可能と言われてた遺跡の修復プロジェ
    クトを立ち上げて見事に成功修復した事で有名な遺跡で現地の人はその事
    にとても感謝してたんだよ。
    実は俺がチリ旅行しようと思ったのもその話がキッカケなんだ。
    それがたった一人の腐れDQNのせいでパーにされた気分だ、本当に胸糞悪い
    最悪な旅行になったよ!海外旅行にはそれ以来行く気にもならなくなった本
    当に死ぬ程シャレにならない話だよ!あの時に一発ブン殴っておけば良かった。
    何が先公になりたいだ!ふざけやがって!
    最近になって夢の事を思い出して色々と考察してみたんだが壊された遺跡
    ってのは現地の神話に残る英雄や祖先を象ったものらしいってのは俺も知
    ってるが、あの夢で俺が技をかけちまったのも古代の英雄だったのかもし
    れない。
    古代の英雄と戦えた事は元武人としては嬉しかったそれがせめてもの救い
    だったかも知れない。
    というか、あのまま何もしなかったら死んでたかな俺(忍
    158: 名無しさん@おーぷん:2014/10/12(日)04:13:56 ID:

    ちがつまって赤マルカ。ちが抜けて白マルカ。マルカに好かれて嬉しそう。ロープの足場で踊ってる。足は一つで手はふたつ。目がひとつで耳二つ。彼女はどこだと聞かれたが。しろいマルカに変わってる。あかいマルカに裏切られ。しろいマルカに変えようか。樽のなかにはちがいっぱい。今日も一人で巣に帰る。夢でした。4つのトラウマブックでした。ゴキブリ掃除とマルカの話。4つみたひとはいません。マルカの話でした。殺されるところでした。トラウマです。終わりです。
    159: 名無しさん@おーぷん:2014/10/30(木)01:16:54 ID:

    俺の中で洒落にならないほど怖かった話

    今から3年前
    大学生の頃一人暮らししてた
    結構田舎で二階のアパートに住んでた

    ある日の深夜にふと目が覚めた
    本当に急に目が覚めて、なんも考えずドアに向かった
    ドア見たら鍵が開いてたんだよね
    なので「あ、閉めないと・・・」と思って鍵を閉めた
    でまた寝ようと思って寝室に戻ろうとしたら

    ドアノブがガチャガチャガチャガチャ!ってすごい勢いで鳴ったんだよね
    誰かが勢いよくドアを開けようとしてる感じで

    もうマジでビビって急いでベッドに潜ってガクブル震えてた

    朝になってドア向かって覗き穴確認したけど誰もいなかった

    幽霊なのか人間なのかわからないけど、
    あれはマジで怖かった・・・
    160: 名無しさん@おーぷん:2014/11/04(火)18:34:44 ID:


    先日体験した話をさせてもらいます。
    文才はあまりないので見辛いようでしたら申し訳ありません。

     少し前の三連休の際に母の実家に帰省することとなりました。私だけお盆に帰省していなかったこともあり、特に予定もなかったのでついていくことにしました。
    この日は色々と可怪しかった事をよく覚えています。母と弟はこの帰省の1ヶ月前にも帰省していましたし、通り慣れた道でしたのでナビも付けずに走行していました。
    午後8時半位に家を出てから高速道路を下りてO市を抜け、Y町の駅前を走行していた際に不可思議なことが起きました。
    私はイヤホンをつけて動画を見ていたので外の景色を全く見ていなかったのですが、母親が何か言っているのに気づき、イヤホンを外して母に何があったか聞きました。
    「どうしたの、母さん」
    「ねえ、この道にこんな橋あったっけ?」
    と言ってきた。外を見ると確かに見慣れない橋の上を走っている。下には川らしきものが見えるのだが、いつもはそのような道は通らない。その橋を通るようにしたのならば母はこのような質問をしてこないだろう。
    だが、前述の通り通り慣れた道、迷うはずがないと考えていたのでおかしいと思いつつもそのまま走り続けていました。道を間違えているのが確信へと変わったのは海岸線にでた時でした。本来駅前を越えたあとは山側へと入るので海岸線は見えないはずなのです。
    流石にこれはおかしいと思った私はスマートフォンで現在地を調べたところやはり道を間違えていました。しかしその間違え方もおかしいのです。その道は駅前を背にして走らないと行けない道なのですが、母の話だと駅前とその前にある店を過ぎたと言うのです。
    それならこの道に入るということはありえません。
    「さっき○○○号線に入ったって言ったよね?」
    「うん、少なくとも位置情報はそうなってるよ。」

    「この通りの先落ち武者の幽霊が出る峠があるし、崩落事故があったトンネルもあるんだよ。今日は何だか本当におかしい。」

    しばらくして元の道に戻り、母の実家のある町につきましたが、

    「この先左折です。」

    登録していない筈のカーナビが案内をはじめているのです。その後も母の実家を的確に案内していましたが、母は道を覚えているのでカーナビに実家を登録していません。一般の民家ですし登録しない限りカーナビが案内をするわけがないのです。それどころか案内したという履歴すら残っていなかったのです。
    それに、私たちは間違った道を戻ってから本来の道を走ったので距離もありましたので往復していつもかかる時間に1時間かかってもいいほどだったのですが、いつもと同じどころかそれよりも早い時間についていました。

     此処から先は母から聞いた話です。
    母はもとより霊感というものが強い方で、昔から霊体験を数多く体験していますがこれはまた別のお話。
    話はさかのぼりO市を走っている時の話です。信号待ちで列の一番先頭に止まっていた際のこと、フロントガラスの外から女性が覗きこんできたそうです。その時直感的にこの人は生きている人間ではないと思ったので声をあげず、気づかないふりをしていたそうです。
    その女性は例えるなら日○エレ○○ル○合のア○ミちゃんのような顔をしていました。その女性は「違う、違う」と言って後ろの方に向かったそうですが、誰かを探していたのでしょうか。

     その後先ほど書いた体験をしたわけですが、場所を確認する際にたまたま民家のそばに止まり確認をしていたのですが母はその民家が気持ち悪いと言っていたのです。
    後で聞くとその民家には赤い風車が何個も回っていたそうです。実際私にはそんなものは見えていませんでしたし、やはり母はそういうことに敏感なんだなと思いました。
    その後にもトンネルの中に真っ黒いローブを来たカ○ナシみたいな男がいたりと話を色々聞きました。

    見えていないと怖くありませんが、それが居ると分かった時死ぬほど怖いと思いました。
    161: 名無しさん@おーぷん:2014/11/09(日)11:49:17 ID:

    面白い。
    改行してくれると読みやすくてありがたい。
    162: 名無しさん@おーぷん:2014/11/09(日)18:54:56 ID:

    >>159
    一人暮しの時の心霊体験って洒落にならないくらい怖いよね…ドアを開けたままだとどうなってたんだろゾクッとした

    >>160
    カーナビが勝手に案内するのよくあるけど怖いよね。と言うかとっさに気付かないふりできるお母さんすげえ!
    165: 名無しさん@おーぷん:2014/11/15(土)08:32:11 ID:

    >>164
    ダメだろこれ…駄目だろお…残された家族も慰みものに去れて食い潰されてもう誰ひとりこの世にいないんじゃないか
    完全に胸糞だわ

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